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米議員、バイトダンス影響残存ならTikTok案拒否呼び掛け

ロイター / 2020年9月17日 0時36分

米共和党のマルコ・ルビオ上院議員はトランプ大統領に書簡を送り、中国系の短編動画投稿アプリ「TikTok」の米事業を巡る米オラクルと北京字節跳動科技(バイトダンス)との提携案について、バイトダンスの影響が残る場合はこの案を拒否するよう呼び掛けた。7月撮影(2020年 ロイター/JONATHAN ERNST)

[ワシントン 16日 ロイター] - 米共和党のマルコ・ルビオ上院議員はトランプ大統領に書簡を送り、中国系の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業を巡る米ソフトウエア大手オラクル と北京字節跳動科技(バイトダンス)との提携案について、バイトダンスの影響が残る場合はこの案を拒否するよう呼び掛けた。

オラクルは14日、TikTokの米事業存続に向け、親会社のバイトダンスと提携すると発表。ムニューシン財務長官は週内に両社の提携内容を精査する方針を明らかにした。

ルビオ議員は16日付の書簡で、オラクルが果たす役割のほか、同社がバイトダンスに提供する技術や、将来的なTikTokアプリのアルゴリズムを巡る「深刻な問題」が存在していると指摘。「中国に本拠を置く団体、もしくは中国が支配する団体が、米国版TikTokのコードやアルゴリズムをコントロールしたり修正したりすることを許容するいかなる提携にも反対する」とした。

その上で「この提携案に政府の承認が必要となることに安心感を覚えている。バイトダンス、もしくは中国が支配する他の団体との関係が維持される場合、国家安全保障の観点からこの提携案を拒否するよう政権に強く呼び掛ける」とした。

この件に関してホワイトハウスからコメントは得られていない。

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