米アテアのコロナ経口薬、有効性確認できず 株価65%安
ロイター / 2021年10月20日 3時30分
米バイオ医薬品のアテア・ファーマシューティカルズは19日、スイスの製薬大手ロシュと共同開発している新型コロナウイルス(写真)の経口薬について、軽度から中程度の症状を示す低リスク患者を対象とした小規模な治験で有効性を確認できなかった、と発表した。提供写真(2021年 ロイター/NIAID Integrated Research Facility (IRF)/Handout via REUTERS)
[19日 ロイター] - 米バイオ医薬品のアテア・ファーマシューティカルズは19日、スイスの製薬大手ロシュと共同開発している新型コロナウイルスの経口薬について、軽度から中程度の症状を示す低リスク患者を対象とした小規模な治験で有効性を確認できなかった、と発表した。
この発表を受けて同社の株は一時65%超下落した。
コロナ経口治療薬の開発競争において、「モルヌピラビル」を有する米製薬大手メルクに大きく遅れを取ることとなった。
同社は後期治験の対象患者層を変更することを検討している。このため治験データの獲得は当初予定より少なくとも6カ月遅れ、2022年下半期になるとしている。
一方、メルクは11日、米食品医薬品局(FDA)にモルヌピラビルの緊急使用許可を申請している。
この記事に関連するニュース
-
ニューロクライン社との提携プログラムである経口M4受容体作動薬NBI-1117568の長期毒性試験が成功
PR TIMES / 2024年4月16日 17時45分
-
「紅麹サプリ」はただの食中毒問題ではない…医療関係者が小林製薬の「企業倫理」に激怒している理由
プレジデントオンライン / 2024年4月16日 9時15分
-
ノボノルディクス糖尿病薬、希死念慮と結び付かず=欧州医薬品庁
ロイター / 2024年4月15日 14時3分
-
大流行中の「奇跡のダイエット薬」オゼンピック、「鬱や自殺願望」などを引き起こすリスクを新研究が警告
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月12日 17時18分
-
テバとヴィアトリス、J&J統合失調症薬特許訴訟で異議認められる
ロイター / 2024年4月2日 13時23分
ランキング
-
1なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
2突然現場に現れて「良案」を言い出す上司の弊害 「気になったら即座に直したい」欲求への抗い方
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
3濃口醤油と淡口醤油、塩分が高いのはどっち?…醤油の「色の濃さ」と「味の濃さ」の知られざる関係
プレジデントオンライン / 2024年4月26日 8時15分
-
4「加賀屋」50歳の元若女将が選んだ"第2の人生" 震災からの復興への道、仕事術について聞く
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 12時0分
-
5円安、物価上昇通じて賃金に波及するリスクに警戒感=植田日銀総裁
ロイター / 2024年4月26日 18時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください