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縮小する「みどりの窓口」、亀有では跡地に「スシロー」 空きスペース活用に知恵絞る

J-CASTニュース / 2024年3月30日 20時0分

写真

みどりの窓口

「みどりの窓口の居抜き」だろうとしてXに投稿された、JR亀有駅の中にあるスシローの店舗の画像が注目を集めている。

JR東日本はチケットレス化・モバイル化推進のため、みどりの窓口を縮小している。空きスペースを活用するための一例だとみられるが、他にはどのように活用しているのか。

「お買いもの・お仕事帰りの方などにもご利用いただきやすいように」

話題の画像は、テイクアウト専門の「スシロー To Go JR亀有駅店」だ。駅の改札と券売機スペースの間に店舗を構えている。2024年3月13日に「明らかにみどりの窓口の居抜きだろうなぁっていうスシローで草 こういうの好き」として画像が投稿されると、26日時点で3万超のいいねが付き、注目を集めた。

スシローを運営するFOOD & LIFE COMPANIESの広告宣伝部の担当者によると、店舗はみどりの窓口の「跡地」に出店されている。

この場所を選んだのは「駅をご利用される方、お買いもの・お仕事帰りの方などにもご利用いただきやすいようにという想いから」だという。

四ツ谷駅や阿佐ヶ谷駅でも

その他のみどりの窓口の空きスペースは、どのように活用されているのか。

JR東日本のコーポレート・コミュニケーション部門の担当者は25日、J-CASTニュースの取材に、

「駅関係業務のバックヤードスペースや事業店舗としての活用を想定しています。立地や事業の収益性などを総合的に検討し、個別に判断しています」

と回答した。亀有駅のスシロー以外の例として、四ツ谷駅の「アートギャラリー『Yamanote Line Museum』や阿佐ケ谷駅にある「駅構内での診療サービスなどを提供する『スマート健康ステーション』」を挙げた。

また、みどりの窓口の削減の理由については、利用者や社員の減少、システムの進化などから「出来る限りシステムを導入しつつ、限られた人的資源を効率的に配置する」必要性があるとして、次のように説明した。

「このような状況の中、インターネットやスマートフォンによるきっぷ購入の利便性をさらに向上することで、より多くのお客さまに駅の窓口や券売機に立ち寄ることなく、ご自身のペースで列車をご利用いただけるよう、乗車スタイルの変革を加速させております。引き続きお客さまに便利に、おトクにご利用いただくサービスの提供とあわせ、みどりの窓口によらない販売体制へのシフトを進めています」

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