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保育施設で5か月女児がうつぶせ窒息死か、国の基準に反し1人で乳幼児4人に対応…和歌山の認可外施設

読売新聞 / 2024年9月5日 13時56分

和歌山県田辺市

 和歌山県田辺市の認可外保育施設「託児所めぐみ」(休園)に預けられていた生後5か月の女児が昨年7月、意識不明になり、搬送先の病院で死亡していたことがわかった。寝返りでうつぶせになった際に窒息した疑いがある。施設の代表の女性保育士は当時、国の基準に反して1人で複数の乳幼児に対応していたという。

 県は5日に弁護士らでつくる検証委員会を設置し、原因や再発防止策を検討する。県警も当時の状況を調べている。

 県などによると、昨年7月25日昼頃、施設内のベッドで女児がうつぶせでぐったりしているのに代表が気づき、女児は病院に搬送されたが亡くなった。施設には他にも保育士がいるが、当時は代表が1人で乳幼児4人を見ていたという。

 認可外保育施設に関する国の指導監督基準では、複数の乳幼児を預かる場合、2人以上の保育士を配置すると定めている。国の事故防止ガイドラインでは、窒息などのリスクを考慮し、保育施設では原則として乳児をうつぶせで寝かせないよう求めている。

 代表は読売新聞の取材に対し、「亡くなった翌日から休園している。今は精神的にしんどいので取材には応じられない」と話した。

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