トランプ氏元弁護士、司法取引で有罪認める 選挙妨害事件で

　１０月１９日、２０２０年大統領選を巡りジョージア州の選挙結果を覆そうとした罪でトランプ前米大統領らと共に起訴されたシドニー・パウエル弁護士が、有罪を認めた上で、証人としてトランプ氏に不利な証言をすることに同意した。ジョージア州アルファレッタで２０２０年撮影（２０２３年　ロイター/Elijah Nouvelage）

Andrew Goudsward

[ワシントン １９日 ロイター] - ２０２０年大統領選を巡りジョージア州の選挙結果を覆そうとした罪でトランプ前米大統領らと共に起訴されたシドニー・パウエル弁護士が１９日、有罪を認めた上で、証人としてトランプ氏に不利な証言をすることに同意した。

ジョージア州の事件はトランプ氏が起訴された４つの事件の一つ。パウエル氏は来週から始める公判を控え、選挙職務を故意に妨害した６件の共謀罪を認めた。

パウエル氏が有罪を認めたことは、選挙の敗北を覆そうとしたトランプ氏の試みに関与した弁護士の協力を得ることになり、検察当局には大きな勝利になる。

パウエル氏は前回大統領選後にトランプ氏の弁護士を務め、選挙結果が広範な不正によって覆されたという虚偽の主張を広める手助けをした。