習国家主席宛て首相親書、山口公明代表に託す＝官房長官

　１１月２１日午後、松野博一官房長官（写真）は会見で、２２日から訪中する公明党の山口那津男代表に岸田文雄首相から中国の習近平国家主席宛ての親書を託すと述べた。写真は２０２１年１０月、都内で撮影（２０２３年　ロイター/Kim Kyung-Hoon）

［東京　２１日　ロイター］ - 松野博一官房長官は２１日午後の会見で、２２日から訪中する公明党の山口那津男代表に岸田文雄首相から中国の習近平国家主席宛ての親書を託すと述べた。

また、山口氏の訪中について「（日中）両国の交流や意思疎通強化につながることを強く期待している」と語った。

一方、北朝鮮が人工衛星を発射すると通告してきたことに対し「万が一、わが国の領域に落下する場合に備えて自衛隊のイージス艦や沖縄県内のＰＡＣ３部隊がすでに必要な態勢を構築している」と説明。その上で日本の領土・領海に落下する可能性がある場合、または上空を通過する可能性がある場合には「速やかにＪアラート（全国瞬時警報システム）を活用して情報提供する」と述べた。