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米経常赤字、第4四半期は0.8%減 21年第1四半期以来の低水準

ロイター / 2024年3月21日 23時38分

米商務省が21日に発表した2023年第4・四半期の経常収支の赤字額は前期比0.8%(16億ドル)減の1948億ドルと、2021年第1・四半期以来約3年ぶりの低水準となった。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ワシントン 21日 ロイター] - 米商務省が21日に発表した2023年第4・四半期の経常収支の赤字額は前期比0.8%(16億ドル)減の1948億ドルと、2021年第1・四半期以来約3年ぶりの低水準となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は2090億ドルの赤字だった。

第4・四半期の経常赤字の国内総生産(GDP)に占める比率は2.8%と第3・四半期からほぼ変わらず。ピークは05年第4・四半期の6.3%だった。

2023年の経常赤字は15.7%(1528億ドル)減の8188億ドルだった。対GDP比は3.0%と22年の3.8%から低下した。

第4・四半期の第2次所得収支の収入は50億ドル増の496億ドル。主に罰金・科料などの政府移転収入が押し上げ、財貿易赤字の拡大を相殺した。財の輸出は14億ドル減の5144億ドル。財の輸入は44億ドル増の7794億ドルだった。

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