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仏総合・サービスPMI、4月は4年ぶり高水準、インフレ懸念材料

ロイター / 2022年4月22日 18時23分

4月22日、S&Pグローバルが発表した4月の仏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、サービス部門PMIと総合PMIが4年強ぶりの高水準となった。パリで2月撮影(2022年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

[パリ 22日 ロイター] - S&Pグローバルが22日発表した4月の仏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、サービス部門PMIと総合PMIが4年強ぶりの高水準となった。

雇用と新規受注が増加した。新型コロナウイルス対策の緩和も寄与した。ただ高インフレが依然として懸念材料となっている。

サービス部門PMIは58.8と3月の57.4から上昇し、予想の56.5も上回った。

製造業PMIは55.4と前月の54.7から上昇した。予想は53.0だった。

総合PMIは57.5。前月の56.3から上昇し、こちらも予想を上回った。

S&Pグローバルのシニアエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏は、多くの企業から受注増の報告があったとして、4月も新型コロナ後の旺盛な需要が続いたことを示していると分析。「しかし現在のインフレを踏まえると、新型コロナ後の回復が物価上昇の悪影響を相殺するとは考えにくい」と指摘した。

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