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スペイン、カタルーニャ州が夜間外出禁止令 オミクロン株拡大で

ロイター / 2021年12月24日 8時14分

 12月23日、スペインで新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染が広がる中、北東部カタルーニャ州は、感染抑止に向けて夜間外出禁止令を発令した。写真は21日、バルセロナでワクチン接種を受ける11歳の子ども(2021年 ロイター/Albert Gea)

[マドリード 23日 ロイター] - スペインで新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染が広がる中、北東部カタルーニャ州は23日、感染抑止に向けて夜間外出禁止令を発令した。

スペインは、ワクチン接種が進んで感染が抑えられたことで夏場に大半の行動制限を解除したが、オミクロン株の拡大を受けて1日当たりの新規感染者は23日に7万2900人を突破。

環境省は、下水中の新型コロナウイルス濃度が2020年6月のモニタリング開始以来の高水準に達したと明らかにした。

カタルーニャ州は23日夜から、午前1時─6時の外出を禁止する。

南部ムルシア州は、必要不可欠でない店舗に対し午前1時の閉店を命じた。スペインでは未明まで営業するバーやレストランが多い。

一方、マドリード州は検査拡充に軸足を置き、短時間で結果が出る検査キットをクリスマス期間に1200万個配布する方針を示した。

サンチェス首相が22日に開いた州首相らの会議では、屋外でのマスク着用義務化で合意するにとどまっていた。

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