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東芝に第三者委の設置を要求、株主総会巡りエフィッシモが書簡

ロイター / 2020年9月24日 18時13分

 9月24日、東芝の筆頭株主であるシンガポールの投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネジメントが、7月下旬の東芝株主総会について、第三者委員会を立ち上げ調査するよう東芝に要請したことが明らかになった。写真は千葉県で2017年3月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 24日 ロイター] - 東芝の筆頭株主であるシンガポールの投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネジメントが、7月下旬の東芝株主総会について、第三者委員会を立ち上げ調査するよう東芝に要請したことが明らかになった。エフィッシモが東芝に送付した書簡を、ロイターが閲覧した。

エフィッシモは書簡の中で、意図した議決権行使をできなかった株主が複数存在すると指摘。東芝の主要な株主数十社に質問し、確認したとしている。

東芝が7月31日に開いた定時株主総会を巡っては、一部の議決権が結果に反映されなかったり、経済産業省が複数の海外株主に事前に接触していたことが、ロイターの取材などで明らかになっている。

エフィッシモは、株主総会が公正に運営される状況を確保するためにも、独立した委員のみで構成される第三者委員会を設置するよう要求。「議決権行使は株主にとって最も基本的な権利であり、議決権が行使される場である株主総会の公正な運営は株式会社制度の根幹をなすもの」と主張している。

東芝はロイターの取材に対し、「個別の株主とのやり取りについてはコメントできない」と回答。エフィッシモは回答を控えた。

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