米石油・ガス生産活動、原油高で活発に＝ダラス連銀調査

　ダラス地区連銀が２７日に公表した調査によると、米国内の３つの主要エネルギー生産州の石油・ガス生産活動が活発になっている。写真はテキサス州ミッドランドの油田で２０１８年８月撮影（２０２３年　ロイター／Nick Oxford）

Curtis Williams

[ヒューストン ２７日 ロイター] - ダラス地区連銀が２７日に公表した調査によると、米国内の３つの主要エネルギー生産州の石油・ガス生産活動が活発になっている。最近の原油価格高が探査・掘削を後押ししているという。

調査はテキサス、ルイジアナ、ニューメキシコ州のエネルギー企業１４７社を対象に９月中旬に行った。

エネルギー企業の活動動向を示す指数は、第２・四半期のゼロから第３・四半期に１０．９に上昇した。

石油・ガス生産活動の指数は、第２・四半期の８．０から第３・四半期には２６．５に上昇した。ガス生産指数も２．１から１５．４に上昇した。

２０５０年の石油消費量について、回答者の半数以上は現在よりも増加すると予想。３分の１は減少、１５％は横ばいになると見込んでいる。