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JPモルガン、第1四半期トレーディング収入は最大10%減か=CFO

ロイター / 2024年2月28日 7時33分

JPモルガン・チェースのジェレミー・バーナムCFOは27日の投資家との会合で、第1・四半期のトレーディング収入が前年同期比で5─10%減少するとの見通しを示した。写真はニューヨークで2013年9月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar)

Nupur Anand

[ニューヨーク 27日 ロイター] - JPモルガン・チェースのジェレミー・バーナム最高財務責任者(CFO)は27日の投資家との会合で、第1・四半期のトレーディング収入が前年同期比で5─10%減少するとの見通しを示した。

2023年第1・四半期の市場部門の収入は84億ドルだった。

バーナム氏は「昨年は株式とマクロ(経済)のいずれも比較的強かった」と語り、今年は資産クラス全般のパフォーマンスがやや悪化すると予想した。

投資銀行手数料については10%台前半から半ばで前年比1%の増加率になる半面、新規株式公開(IPO)市場は想定よりも低調に推移しているという。

JPモルガンはジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)が06年から経営トップを務めており、在任期間は米大手行で最長となっているため、近年は後継者問題に注目が集まっている。

バーナム氏も「(トップの)後継者問題は全ての企業、全ての取締役会にとって非常に重要だが、特にわれわれとしてはかなり明らかな理由によってことさら大事になっている」と述べ、経営幹部陣は新たな能力を身につけ、より信頼に足る後継者候補となるための人事異動を行っていると付け加えた。

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