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米政権のEV・PHV目標に依然不満=米自動車業界団体

ロイター / 2024年3月28日 12時39分

3月27日、米自動車イノベーション協会(AAI)のジョン・ボゼラ最高経営責任者(CEO)はバイデン米政権が気候変動対策の規制の一環として最終決定した電気自動車(EV)などの新車販売の必達目標について「非常に大それた困難な目標だ」と述べた。当初の規制案よりも緩和された内容だが依然不満が残るとの見解を表明した。写真はEV充電器。スペインで2023年10月撮影(2024年 ロイター/Albert Gea)

David Shepardson

[ニューヨーク 27日 ロイター] - 自動車業界団体の米自動車イノベーション協会(AAI)のジョン・ボゼラ最高経営責任者(CEO)は27日、バイデン米政権が気候変動対策の規制の一環として最終決定した電気自動車(EV)などの新車販売の必達目標について「非常に大それた困難な目標だ」と述べた。当初の規制案よりも緩和された内容だが依然不満が残るとの見解を表明した。

米環境保護局(EPA)の規制によると、自動車メーカーは2030年までに新車販売台数の少なくとも50%をプラグインハイブリッド車(PHV)か、EVにする必要がある。

ただ、同CEOによると、EV販売市場は不安定な上、公共の充電スタンドは不足し、EV部品のサプライチェーン(供給網)も依然未成熟という。

当初の規制案ではPHV販売比率を30年までに60%、EVは32年までに68%に引き上げる内容だったが、自動車メーカーの激しいロビー活動の結果、バイデン政権は規制を緩和した。

韓国の現代自動車のグローバル最高執行責任者(COO)のホセ・ムニョス氏も同日、「要求は多少緩和されたが、依然として達成困難だ」と難色を示した。

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