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公務員は「老後のお金」をどのように注意するといい?

オールアバウト / 2024年5月7日 21時40分

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公務員は老後が安定しているため、憧れる人が多い職業です。今、50歳前後の人の場合は、どのようなことに気を付けたらいいのでしょうか。

公務員は老後が安定しているため、憧れる人が多い職業です。ただ、いくら周りの人が憧れていても、当事者からすると、将来に不安を感じている人もいるかもしれませんね。今、50歳前後の人の場合は、どのようなことに気を付けたらいいのでしょうか。

いくら年金があるからといっても、それだけで生活を賄うには、不安が付きまといます。まず、考えてほしいのが、老後資金をどのようにして上乗せしていくのか?ということです。

iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入を検討する

現在では公務員でもiDeCo(個人型確定拠出年金)に加入できるようになりました。掛金は月額1万2000円、年間14万4000円を拠出できることになっています。

iDeCoのメリットは、拠出した掛金が全額所得控除の対象になること、運用益が非課税になること、iDeCoで運用した資金を年金で受け取るときには公的年金等控除、一時金として受け取るときには退職所得控除が受けられることです。デメリットとしては、自分で運用しなければならないこと、途中で解約できないこと等があげられます。

デメリットはありますが、それ以上にメリットが際立つiDeCo。これからの時代、公務員の年金も必ずしも安泰ではない等ともいわれていますので、検討する価値は大いにありそうです。

セカンドライフをどのように送るのか考える

その他にも退職金をどのように使うのかも考えておくとよいでしょう。住宅ローンがある場合には、退職金で完済するというよりも、退職金を手元に残せるよう、計画的に繰り上げ返済をしておくこともお勧めします。

また、2023年度より国家公務員・地方公務員の定年の年齢が60歳から段階的に引き上げられています。

人生100年時代に、60歳で働くのをやめてしまうのは早すぎると思います。もし、働いてみたい分野の仕事があるなら、働いているうちから計画を立てて、老後、収入を長く得られる方法を考えてみるのもよいでしょう。

いずれにしても、セカンドライフでは、どのような生活を送りたいかがポイントになります。そのときになって考えるのではなく、不安なことがあれば早めに解決できるよう、取り組んでいくことが大切です。

文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)

金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
(文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー))

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