1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

みっともない夫が本当に嫌だ! ご近所さんに「旦那さん、ゴミ捨て場で飲んでたわ」と笑われて…

オールアバウト / 2024年5月7日 22時5分

写真

子どもの前で飲むなといったら、飲む場所がないと行ってマンションのゴミ捨て場で飲酒をしていた夫。子どもと一緒の外食時に、店の女性スタッフに軽薄に声をかける夫。ネットで晒される危険もあるというのに何を考えているのか。

夫にはできれば常にスマートに振る舞ってほしい、近所のママ友にも「素敵ね」と言われたい。そんなほのかな期待を抱くこともあるだろう。

だが、なかなかそうはうまくいかない。夫には夫の「ストレス」があるようだ。

ゴミ捨て場で飲酒していたと聞かされて

些細なことから夫と口げんかをしてしまったミサトさん(42歳)。

自分も言いすぎたと反省、その日は在宅ワークだったので夕方には夫の好きな刺身を買いにスーパーへ行き、コトコト煮物も作り上げていた。だが、夫はなかなか帰ってこない。

「来年、息子が中学受験するので、数年前から夫には家でお酒を飲まないでと頼んでいたんです。夫は飲むとしつこいんですよ。

それに塾から帰ってきたときに父親が酔ってるというのも、息子の士気に影響するので。外で飲むにしても酔う前に切り上げてと言っていましたし、夫もそのことはわかっていたはず」

それなのに、その日はかなり酔って帰宅した。幸い、息子はすでに自室に入っていたが、「うまいケーキを買ってきたぞ」と夫は声を上げた。

「やめてよ、せっかく勉強しているんだから邪魔しないでと言ったら、夫は突然、『もういいよ、受験なんかやめちまえ』って。

本当にこういうの困るんですよね。私も朝、反省したことを忘れて、いいかげんにしてよと思わず大声を出してしまいました」

恥ずかしい……ゴミ捨て場で飲んでいた夫

ところが翌日、ミサトさんは同じマンションの顔見知りから、「お宅の旦那さん、昨夜、ゴミ捨て場でお酒飲んでいたみたいよ」と聞かされた。

その彼女は「家でお酒くらい飲ませてあげなさいよ」と笑いながら去っていった。

「あーっと頭をかきむしりたくなりました。ゴミ捨て場で飲酒って、いったいどういうこと? しかも近所の人に見られているなんて……。

その晩、夫に聞くと『だってさ、飲みに行ってもダメ、帰ってきて飲んでもダメって、オレはどこで飲めばいいんだよ』と開き直った。どうしてもビールを1杯飲みたかったんだそうです。

だったら駅前の居酒屋でも行けばいいのに。『あんなささやかな小遣いで、ひとりで居酒屋に行こうとは思わないね。だったら同僚と行くときに金を使う』ですって」

ミサトさんの住むマンションは24時間ゴミ出しが可能で、ゴミを置く部屋がある。住人であれば暗証番号で鍵を開閉できるのだ。

近所の人がたまたま夜遅くにゴミを捨てに行ったら、夫がゴミ捨て場にしゃがみこんで飲んでいたというわけだ。

「本当にみっともない。顔を上げて歩けないわと夫に言ってやりました。たまには飲まないとやってられないというから、ストレスたまってるのは私のほうだと怒鳴りました」

自分ばかりが大変だと言い張る夫は、世の中にはとても多いのかもしれない。

調子がいいだけの軽い男

「うちの夫は調子がいいだけの軽い男。TPOもわきまえず、指摘すると『冗談だよ、いちいち本気にするなよ』と不機嫌になるけど、娘もいることだしみっともないことはやめてほしい」

真顔でそう言うタカコさん(44歳)。中学生の娘と小学生の息子がいるのだが、4人で外食をすると、だいたい不快な思いをするという。

「店の女性スタッフを家族の目の前でナンパするんですよ。『きれいだね』『今度、飲みに行かない?』って。今どき、そんなこと言ったら相手に失礼です。

だけど夫は『彼女だって笑ってたじゃん』と。いや、接客業だから怒れないだけでしょ」

近所にできたイタリアンに行ったときも、ご注文はと言われて「あなたの愛」と答え、家族をドン引きさせた。

そんなことを言って許されるのは顔が売れているお笑いの人だけですよとタカコさんはイライラした口調で言った。確かに……。

「そのときは娘が激怒して、『もう二度とお父さんとはごはんを食べに行かない』と宣言、そのまま立ち上がって帰ろうとしたんです。ふっと見ると近くのテーブルには近所の一家がいた。

娘に懇願して、帰らないでもらいましたが、夫には反省しろと懇々と説教しました」

スーパーで目撃された夫の恥ずかしい言動

ところがお調子者の夫は、ちっとも反省していないらしい。近所のスーパーでも顔見知りのレジの女性を相手に「言っちゃ悪いけど、くだらない冗談を飛ばしていたわよ」と近所の人からの証言もある。

「『明るくていいわね、うちの夫なんていつも不機嫌で話しかけることもできないんだけど』と言ってくれる人もいるんですが、多くはどうしてあんなに軽いのと思っているでしょうね。

会社でもああなのかと思うと絶望的ですが、どうやら会社では女性に話しかけることすら躊躇しているみたいです。夫の同僚がうちに来たとき、そう言っていました。

あれでも職場では気を遣っているから、外ではたがが外れちゃうんですかね」

相手の気持ちを考えなければいけないのは職場だけではない。少なくとも中学生の娘の目の前で飲食店の女性に軽口を叩くのは、あまり褒められたことではないだろう。

「夫の言動を規制するわけじゃないけど、今の世の中、知らないうちにネットで叩かれることもあり得るでしょう。一般人だって晒される。夫には気をつけてもらいたいです」

ただでさえ生きづらい世の中なんだから、とタカコさんはため息をついた。

亀山 早苗プロフィール

明治大学文学部卒業。男女の人間模様を中心に20年以上にわたって取材を重ね、女性の生き方についての問題提起を続けている。恋愛や結婚・離婚、性の問題、貧困、ひきこもりなど幅広く執筆。趣味はくまモンの追っかけ、落語、歌舞伎など古典芸能鑑賞。
(文:亀山 早苗(フリーライター))

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください