N.Flyingの大盛り上がりライブをレポート!【K-POPの沼探検】#118
ananweb / 2019年12月6日 20時10分
N.Flyingが11月28、29日に中野サンプラザホールで、12月1日に森ノ宮ピロティホールでライブツアー「N.Flying 2019 1st Hall Live in Japan」を開催。ツアータイトルにもあるとおり、彼らにとってはこれが初めてのホールツアー。その東京公演2日目の模様をレポートします。
文・尹 秀姫
【ペンになってもいいですか!?】vol. 118
■ 苦難を乗り越えてたどり着いた夢のホールツアー
スンヒョプの「What’s Up Tokyo! Make Some Noise!」のシャウトで11月にリリースしたばかりの新曲「Kick-Ass」からライブはスタート。N.Flyingの特徴的なツインボーカルが、歌声だけでなく、全身を使って会場を盛り上げていきます。
2曲目の「Stand By Me」では2人が目を合わせながらハーモニーを重ねて、「Wanna Be」ではボーカル2人が力いっぱいジャンプしながらステージを端から端まで駆けめぐり、「Hot Potato」ではメンバー同士の掛け合いでも楽しませてくれます。
最初のMCではフンが流暢な日本語で「それにしてもみなさんの熱量はすごいですね。1曲目の『Kick-Ass』はライブ初披露の新曲でどうなるかなと思ってましたが、みなさんおめでとうございます。完全に優勝です!」と、N.Fia(N.Flyingのファンの名称)の盛り上がりを称えていました。
イ・スンヒョプ 1992年10月31日生まれ ラップ、ボーカル、ピアノ、ギター。
「今回は初めてのホールライブ、たくさんの新曲を仕込んできました。全部ぶっ放していきます!」というスンヒョプの言葉からはじまった「Sunset」は、韓国で10月にリリースしたばかりの6枚目のミニ・アルバム収録曲。
華やかなメロディが印象的な「Delight」では、ステージの脇と中央に置かれたミラーボールが光を乱反射してプリズムを作り出し、曲の世界観を見事に表現していました。
続く「Pinhole」では、スンヒョプとフェスンが顔を見合わせながらハーモニーを重ねる様子に2人の信頼関係が見て取れるよう。日本初披露の「불놀이(Firework)」ではスンヒョプが拡声器を手に持ち、会場を大いに煽る一幕も。
チャ・フン 1994年7月12日生まれ ギター。
「MVとジャケット撮影の時、監督さんから『とにかく君たちの等身大の姿をカメラにおさめよう』と言ってくれたので、そのままのN.Flyingを撮影できた作品なんです」とジェヒョンが紹介した「GOOD BAM」は、これまでの激しさから一転してチルなサウンドで、会場も一体となって手を右に左にふりふり。
続く「Automn Dream」「Color」とエモなメロディが光る曲が続き、N.Flyingの幅広さを見せたかと思えば、次のパートではメンバー全員が大好きだというKing Gnuの「白日」のカバーから、昨年韓国で大ヒットした「Rooftop」の日本語版、駆け抜けるメロディが爽快な「Songbird」、そして会場も一体となって歌った「Fall With You」まで、N.Flyingがホールクラスの会場を盛り上げられるライブバンドになったことを実感させてくれました。
キム・ジェヒョン 1994年7月15日生まれ ドラム。
「ここから最後の盛り上がりを見せてくれますよね?」と客席を煽ってはじまった「The World Is Mine」では2人のボーカルのかけあいからはじまり、再びジャンプ! 気づくとドラムのないパートでジェヒョンが踊っているのも、N.Flyingのライブならでは。
フンがギターを替えてはじまった「Lupin」はこの日一番の激しいサウンド、レーザー光線とカラフルな照明が交差する派手なステージで会場を盛り上げ、「The Real」そして本編最後の「Doll」まで駆け抜けます。ライブTシャツを身に着けたメンバーが登場すると、アンコールで韓国の新曲「Pardon」を披露。
ユ・フェスン 1995年2月28日生まれ ボーカル。
スンヒョプの言葉でこの日、サポートベースを務めた後輩のドンソンへ拍手が送られると、それを見ていたフェスンが「うらやましい」とポツリ。その言葉を聞き逃さなかったフンが「じゃあフェスンくんにも拍手を!」と言うと、会場からはあたたかい拍手が送られました。
最後にスンヒョプが「僕たちN.Flyingは80歳までバンドとしていい曲を作ってみなさんに聞かせますね」と宣言。「Run」と「HOU R U TODAY」でライブは終了。のはずが、会場の拍手が鳴り止まず。予定外のダブルアンコールにメンバーは大喜びし、この日最初に歌った「Kick-Ass」でライブを締めくくりました。
来年2月にはN.Flyingにとって初のファンミーティングが決定! ライブでは見ることのできない姿を見せたいと、メンバー全員楽しみにしていると語ってくれました。年内には「FNC KINGDOM」の出演もあり、同じ事務所の先輩・後輩たちとのコラボステージも準備しているそう。これからもまだまだ楽しみの尽きないN.Flying、彼らの活躍から目が離せません。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
indigo la Endツアー「藍衆」総括 かつてない進化を遂げたライブバンドとしての現在地
Rolling Stone Japan / 2024年4月23日 21時0分
-
錦戸亮、全国ツアー完走 ファイナルではサプライズ&SUPER EIGHT安田章大とのエピソードも「亮がんばってねって」
モデルプレス / 2024年4月14日 18時0分
-
LinQ、13周年記念ライブが大盛況、「野球」をテーマに楽しい仕掛けが盛りだくさん 7月20日新曲リリース、「全国盛り上げツアー」開催などを発表
GirlsNews / 2024年4月14日 14時20分
-
結音 YUION、5人の熱い思い溢れた3周年ライブ「4年目は“進化”していく姿を見てい ただきたい!」 新曲3曲初披露、初の東福阪ツアーも決定
GirlsNews / 2024年4月5日 13時15分
-
Cody・Lee(李)、多彩なサウンドで見せた変幻自在のバンドアンサンブル
Rolling Stone Japan / 2024年3月28日 18時9分
ランキング
-
1ねんきん定期便の見込額に注意!年金から天引きされる4つのお金を知っておこう
オールアバウト / 2024年4月25日 21時20分
-
2「乗り心地が良くなってしまうなんて……」日本唯一「カーレーター」の座席が“改善” 惜しむ声続々!?
乗りものニュース / 2024年4月25日 18時12分
-
3お目当ては“ワケあり”商品……半額以下も! 購入客もナゼ? 安さの理由 物価高の家計助かる販売所へ『every.気になる!』
日テレNEWS NNN / 2024年4月25日 17時46分
-
4老けるスピード3倍も!老化を早める体の酸化って?予防のための7つの習慣
ハルメク365 / 2024年4月25日 16時0分
-
5「いつまでも結婚できない40代男性」の勘違い…高年収でも女性から選ばれない“深刻な原因”
日刊SPA! / 2024年4月25日 11時11分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください