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6人のソロステージが多彩で圧巻…「美 少年 Arena Tour 2024 Gates+」レポ!

ananweb / 2024年4月5日 19時0分

6人のソロステージが多彩で圧巻…「美 少年 Arena Tour 2024 Gates+」レポ!

約19万5千人を動員する過去最多、全国5都市のアリーナツアー「美 少年 Arena Tour 2024 Gates+」に挑戦中の美 少年。6人それぞれの個性を際立たせた演出が目玉となったステージから3月30日(土)昼公演の模様をお届けします。

美 少年の華やかな個性を発揮した煌めきのステージで夢の扉・Gatesを開く!

今回のツアータイトル「Gates+」を Gateの複数形にしたのは、6人の個性を見せたいという想いから。“+”はファンの人たちを意味しており、6人とファンが作り上げる夢のテーマパークのような空間だ。

メンバーカラーに輝く6つの扉から華麗に登場した美 少年。岩﨑大昇さんが「Welcome to our Gates!! 来たぞ、横浜! お前ら、騒げるかい?1つになれるのかい?」と叫ぶと大きな歓声をあげるファン。まるで夢の国から飛び出した王子様のような6人が「Cosmic Melody」から始まり、ハッピー感一色の美 少年の持ち歌をリミックスアレンジで届けていく。

目玉となったのは、新曲「魔法の夜」。この曲は、時計の秒針を刻む音から始まり、ジャズの音色で奏でる、まるで舞台のショータイムのようなラブソング。いつもより柔らかで大人の雰囲気を醸し出すボーカルで歌うのは、“君が大好きだ”という止まらない純粋な想いを届ける一夜の物語。扉を開けるしぐさや指切りをするポーズ、「俺についてきて!」と言わんばかりに手を差し出す振り付けもあり、美 少年がどんな魔法の夜にエスコートしてくれるのか、期待が膨らむようなロマンティックでキュートな1曲に仕上がっている。

今回のコンサートのテーマとなっている、それぞれの個性を見せるソロ曲については、MCでの曲解説を交えつつレポート。

那須雄登さんのソロ曲は藤ヶ谷太輔さんの「Think u x.」。MC中、金指一世さんが“Touch me now”というフレーズを真似して歌う姿に「俺のソロ曲、大好きだよね~、金指」と那須さん。岩﨑さんいわく「今までの那須のソロ曲をずっと金指はやるわけ。ホント好きなんだね」と、歴代の那須さんソロ曲を金指さんが真似してきたそう。金指さんも大好きだという「Think u x.」は、狂おしいほど愛しすぎた想いを歌う曲。黒のロングコートを羽織った那須さんが胸元をはだけさせながらセクシーにダンスし、会場の視線を集めていた。 演出については、「最初は、はだけるつもりがなかったけど、テンション上がっちゃって」と那須さん。「かっこいいんだけどさ、テンション上がって脱ぐのはヤバいよ(笑)」と岩﨑さんに突っ込まれていた。

これまでもラップの作詞を手掛けてきた金指さんは、King & Princeの「ichiban」をソロで披露。ラップパート部分の作詞をしてオリジナルのものに。満月に照らされながら、熱くラップを畳みかける姿は、ワイルドで無敵感たっぷり。特技であるキックボクシングの動きをアクティブに披露する場面もあり、自分が追求しているものをとことん詰め込んだソロ曲に。

佐藤龍我さんは、ソロ曲「To You」で作詞とピアノ演奏に挑戦。MCで「めっちゃピアノ、ムズい。合唱コンやってくれていたのは、マジめっちゃ感謝だったなと思ってます。手が震える」とピアノ演奏の大変さに気づいたという佐藤さん。ピアノ演奏はもちろん、メンバー一同「龍我が詞を書く日が来るとはねぇ」と、作詞を手掛けたことについてもしみじみと感心。浮所飛貴さんが「作詞ノートもずっと持っていたもんね。『少年たち』の舞台中、龍我の楽屋に行くと“作詞ノート”って書いたノートを持っていて。見せてよって言っても見せてくれなかった(笑)。ずっと前から準備していたね」と暴露すると「ハズい」と照れる佐藤さん。ステージでは、メンバーカラーの赤一色が照らす中、しっとりピアノを弾き語り。「そばにいさせてよ」と歌うラブソングを歌う姿は、惹きこまれるほどまっすぐだ。

岩﨑さんもソロ曲で作詞作曲を手掛けており、タイトルは「We’re gonna be a star」。「作曲は楽器でやったり、パソコンでやったり。楽しかった」と岩﨑さん。浮所さんが「みんなで1つに完成させる系だね、大昇の曲は。お客さんたちも含めて」と曲の印象を話すと、「グッとみんなが1つになって、パッと上がれる曲になったらな、なんて思いながら」と曲に込めた想いを語っていた。会場のファンがハミングで歌って一体となるパートの歌声は、壮大。曲中に「みんな歌ってくれて、ひとつになってくれてありがとう」「今日、最高に楽しかったって笑える1日にしたいから、楽しもうぜ!」など熱く語り掛ける姿も印象的だった。

浮所さんのソロ曲はSixTONESの「Mad Love」。クッションを抱きしめたり、ベッドに寝転がったり、セクシーなパフォーマンスで会場を釘付けに。岩﨑さんから「超かっこいい。またいつもとは一味違ってね」と褒められると、「今回ギャップじゃないんだけど、ホントそういう系。こんなおしゃべりしていますけど、真反対の浮所を見せたくて」とクールにカッコイイ曲を選曲した理由を明かす。

すると「プライベートでは根暗だもんな」と笑う岩﨑さんに「プライベートでもいつも明るいわ。大昇って、いつも俺が暗い人っていう設定をつける。楽屋で1人携帯を真っ暗な中でいじっていたとか…。何ですか、それ(笑)」と浮所さん。「いや、普段明るいけど、じつは暗闇で親指しゃぶってんじゃないかって(笑)」と岩﨑さんにいじられると「心配するでしょ。違う、違う。俺じゃない。どっちかっていったら、那須」。思わぬ飛び火に「俺じゃない! 俺、明るいし」と那須さん。ちなみに浮所さんがプロデュースした自分のうちわの写真は、片面がはだけたものになっており、「浮所のうちわは『anan』(笑)」と那須さんから突っ込まれるヒトコマも。

MCの終わりで「うさぎさんが来てくれて、それを追っかけてきたんだけど…。なかなか見つからなくて」と藤井直樹さんが会場を見渡すと、藤井さんのソロ曲へ突入。選曲は、二宮和也さんの「秘密」。うさぎを探して会場を練り歩き回りながら歌うというパフォーマンスは、どこかファンタジックでほのぼのとした絵本の世界。うさぎの他、ライオン、ペンギン、パンダと動物の仲間たちも登場。その中身は一体誰なのか?も注目だ。

挨拶は最年長の藤井さんから。「今日は2日目ですけれども、もうね、みんなから元気めっちゃもらっちゃいました。本当はね、僕たちが元気を送りたいんですけれども。みんなのパワーがめちゃくちゃ伝わってきて、俺たちは負けないぞって気持ちでね、最高に素敵な時間を過ごせたかなと思います。今回はゲートっていう素敵なセットも作ってもらってね。6つの扉があって、6人の個性が出せればいいなって、ソロもね、やらしてもらいましたけど。やっぱりコンサートって終わった後に楽しかったって帰ってほしいなというのが1番にあるから、ファンと一緒に楽しめるようなことができればいいなと思ってやらせていただいたんですけれども、楽しかったですか? またこの素敵な時間を一緒にみんなで作っていけるように頑張りますので、皆さん僕たちについてきて下さい」。

続いては、末っ子の金指さん。「こうやって今、美 少年が横浜アリーナに立たせていただいていること、本当に感謝しています。僕たちが頑張ってやった『Gates+』、楽しんでいただけましたか? 僕たちアリーナツアーは3回目になるんですけど。今回のツアーでは、美 少年 6人の魅力、1人1人の個性をふんだんに発揮しようと思って、『Gates+』っていういろんな扉があるよっていうタイトルにしました。アリーナでソロを6人がやるのは初めて。1人1人の個性がめちゃくちゃ出ていて。誰1人被ってないのがすごいなって思いました。僕たち1人1人個性、そして、6人の魅力をもっとレベルアップして、もっとゲートを開けていけたら。これからも全力で頑張ります」。

那須さんは「皆さん楽しかったですか? 美 少年はイケメンでしたか? 僕たちもめちゃくちゃ楽しかったです。新曲『魔法の夜』は、みんなとのスイートな曲。『Sing it』の派生形で新しい曲がほしいねって話をして『魔法の夜』になりました。みんなと僕たちの宝物の1つになったらいいなと思っています。ソロ曲は藤ヶ谷くんの『Think u x.』をやったんですけど、5、6年前ぐらいからずっとやりたくて。ダンス練習して、やっと今できるかなっていうレベルに」と新曲とソロ曲について解説。

そして、「僕と浮所が高校生くらいの時は学校があって、舞台に出られない期間があったりしたんですけど、この前、無事大学を卒業できました。皆がSNSとかで僕と浮所におめでとうってたくさんのあったかい言葉を綴ってくれたのは知ってます。まるで自分のことのようにみんなが喜んでくれて、周りの人に恵まれたなって思いましたね。ホントに感動しました。学生という肩書きはなくなったので、バシバシ…ビシバシアイドルして頑張っていきます」と、アイドルとして高みを目指す宣言を。

まるで選挙演説のように力強く言葉を放ったのは岩﨑さん。「今回アリーナツアー5都市を回ります。はじめは2都市で前回から3都市、今年から5都市にパッと増えて、みなさんにたくさん会える機会をいただけて、本当に僕は嬉しく思っています。やっぱり何よりもいろんなことに挑戦させていただけるのは、皆様のお力、ご声援、応援のおかげです。本当に感謝しています。様々な挑戦させていただいたんですが、グループでも新しいことをしたり、個々でソロの詞を書いたり、今まで培ってきたことをさらに磨き上げて、皆様にお届けしました。僕たちがこんなに成長したんだよ、もっといけるよっていうところを見ていただけたかなと思います。僕たちがいろんなことに挑戦させていただけるのは、本当に皆様のご声援のおかけ。この1年間、正直、苦しい時期、不安な時期、たくさんあったと思いますが、僕たちを信じてついてきてくれたこと、本当に感謝しています」。

ソロでピアノに挑戦した佐藤さんは「僕は新しいことに挑戦することは苦手だったんですけど、今回こういう場を決めて挑戦してみようと思って1歩踏み出してみたら、めっちゃピアノ楽しくて。今後も続けていきたいです。1歩踏み出すことは怖いし、勇気もいるけれど、失敗してもいいんで、1歩を踏み出すことが大事だと思う。皆様も迷ったら 1歩踏み出しましょう」と、ニッコリ。

そこから「今年ね、美 少年 8年目。長いですね」と今までを振り返り、「こうして横浜アリーナでも2年連続できるのは、当たり前じゃないし、皆さんがいるからこそ僕たちはこうやって輝けます。ほんとに感謝しかないです」と佐藤さんが会場にお礼の言葉を伝えた。

浮所さんは、「初めてアリーナツアーした時かな。こうやって最後に喋るところで言わせてもらったんですけど、最初は小さい会場から始まって。ペンライトにメンバーカラーがない時期から考えると、今こうして8年経って、こんなにも広い会場で、僕たち6人のためだけにこれだけのお客さんが集まってくれる。言葉で表せないくらい嬉しいことなんです。僕自身もコンサートを観に行ったり、お家でDVDをみたりした時に、コンサートを観た後ってすごく幸せな気持ちになるんですね。春休みもうそろそろ終わって学校、明日からまた仕事、4月から社会人になる方、家事育児やっている方もいると思います。いろんなことを乗り越えるほどのパワーがコンサートには僕はあると思うんです。僕たちのパワーを皆さんに分けられている自信もあります。ちゃんと元気になりましたか? 僕たちも皆さんの声援で頑張ろうって思えます」と会場を見渡しながら、胸を張る。

「今回のコンサートは、6人それぞれソロに重点的にパワーを置きました。個人でも芸能界、世界に通用するスターになるために、今回は個人のパワーを伸ばすことを目標にした公演となりました。今後も6人それぞれ個性と特技を磨いて、1人1人がスターと呼ばれるような存在になれるように頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」(浮所さん)

そして、浮所さんが「さぁ、皆さん、続いてがラストの曲になります。僕たちのパワー、想い、勢い、パッションの全てを今から全力でぶつけたいと思いますので、心して見て下さい。それでは、皆さんの毎日に素敵な虹がかかりますように…!」と素敵な曲振りでラストソング「虹の中で」を。

冒頭で「横アリ、ラストだぞ! まだ声出せるだろ!最後まで一緒に燃え尽きようぜ」浮所さんのあおる声で歓声を上げるファン。好きな人への想いがギュッと込み上げていくピュアなラブソングを想いを込めて歌う美 少年の姿に会場の一体感は、最高潮に! そんな中、浮所さんが「君のせい…」というフレーズを甘くささやき、投げキスをすると、観客の歓声がひと際沸いた。

アンコールでは、1曲目の『Super Boys』が 終わると、那須さんが「バイバイしちゃうの? バイバイ嫌な人! 聞こえない。バイバイ嫌な人! (「はーい」というファンが返事)みんなバイバイ嫌だって。みんなかわちぃからなぁ、どうしよう?」とメンバーを見ると金指さんが「じゃあ、行っちゃいます?じゃあ、聴いて下さい。僕たちの大切な曲、『Super Compass』」と前曲のタイトルにかけて“スーパー” を付けて『Compass』を紹介。そんな曲振りに冒頭のフレーズで思わず笑って声が震える那須さん。最後まで仲良しぶりが微笑ましい美 少年の6人。

それぞれが自分の新たな表現の扉を解放し、繰り広げた渾身のステージは、6人6様の個性豊かなものに。1人1人の持つ力をパワーアップさせ、さらに大きなグループに進化を遂げようとパフォーマンスに磨きをかける彼らの熱い想いが伝わるコンサート。ここからどんなチャンスを掴み取り、夢の扉“Gates”を開くのか、美 少年の未来が楽しみでならない。

写真・小池理恵 取材、文・福田恵子

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