1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

モリサワ「甲子園フォント」制作へ 2025年から球場で使用開始

ASCII.jp / 2024年3月21日 15時30分

モリサワと阪神甲子園球場のロゴ

 モリサワと阪神電気鉄道は3月13日、阪神甲子園球場のスコアボードに使用されてきた「甲子園文字」をデジタルフォント化する「甲子園フォント制作プロジェクト」を発表した。

手書き時代からの伝統を現代仕様へリニューアル

 阪神甲子園球場では開場翌年(1925年)から1983年まで、スコアボードに職人が毛筆で手書きした文字を使用しており、独特な字形が「甲子園文字」と呼ばれ親しまれてきた。スコアボードがブラウン管の電光表示となった1984年以降も、球場職員が手書き時代の伝統を引き継ぎ、オリジナルの文字データを制作、表示しているという。

手書き時代のスコアボード
手書き時代のスコアボード

 本プロジェクトはこうして長年引き継がれてきた甲子園文字を、モリサワが現代の実用に則した「甲子園フォント」としてリニューアルするというもの。同社の創業100周年と阪神甲子園球場の開場100年周年を記念した事業で、「甲子園文字の伝統を次の時代に繋ぐ」をコンセプトに、ユニバーサルデザインフォントをベースとした、より多くの人が読みやすい新しい甲子園文字を制作する。

 フォントの完成は2024年12月を予定しており、2025年3月から同球場のスコアボードで使用される見込みだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください