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ソフトバンク、5Gの4.9GHz帯の本格稼働に向け既存免許人に移行の呼びかけ

ASCII.jp / 2025年1月10日 22時10分

 ソフトバンクは先日、周波数の4.9GHzが割り当てられ、サービスインは2031年度末までにとのことだったが、2030年までに4900MHz~5000MHz帯の5GHz帯無線アクセスシステム機器を利用している免許人に移行を呼びかけていくという。

 ソフトバンクの宮川社長によると、現在免許局は1万3000局あり、登録されている免許人は682人。先日の認定式後のインタビューで宮川社長は「今回は免許人の皆さんが見えているので前(900MHz帯)ほど大変ではないと思う。しかし、使い方が複雑なので丁寧に話していきたい」と語っていた。

 簡単に説明すると、道路を作る許可を得たが、道を通す予定の土地にはすでに住んでいる人がいるので、丁寧に交渉して別の土地に移動していただくというもの。

ソフトバンク 代表取締役 社長兼CEO 宮川潤一氏

 4.9GHz帯の認定は他社が手を挙げず、ソフトバンクのみが申請していたのだが、その理由は上記の移行が大変なのと各キャリアがそれぞれの周波数をすべて使い切っていないから、と総務省は考えていたようだ。

 今回は移行促進の第一歩。順調に移行が進み、予定通り2031年には4.9GHzの運用が始まることを期待したい。

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