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大政奉還150年 県立高知城歴史博物館「大政奉還と土佐藩」開催記念 大河ドラマ「西郷どん」原作者 作家 林真理子氏×高知県知事 特別対談

@Press / 2017年11月6日 17時45分

徳川幕府が朝廷に政権を返上し、約700年続いた武家政治が幕を閉じた大政奉還(慶応3年10月15日)から今年で150年。大政奉還や薩長同盟などの実現に奔走した坂本龍馬、中岡慎太郎を輩出した高知県は、本年3月より歴史を中心とした観光博覧会「志国高知 幕末維新博」を開催中です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/142338/LL_img_142338_1.jpg
対談の様子

志国高知 幕末維新博公式サイト
https://bakumatsu-ishinhaku.com/

メイン会場の県立高知城歴史博物館では、9月15日から大政奉還150年を記念した企画展「大政奉還と土佐藩」を開催しており、10月19日、スペシャルイベントとして、作家の林真理子さんが来場。高知県の尾崎正直知事との対談が実現いたしました。
林さんは、来年1月より放送のNHK大河ドラマ「西郷どん」の原作者。西郷隆盛や坂本龍馬が生きた「幕末」という時代を、林さん独自の視点でどう切り取るのか、注目が集まっています。また、公私ともに高知県をたびたび訪れ、平成26年3月には高知県観光特使にも就任されています。
そんな林さんと、大の歴史ファンである尾崎正直知事との対談では、なぜ高知から多くの志士たちが生まれたのか、幕末の男達はなぜ多くの人を惹きつけるのか、それぞれの思いを語り合いました。

対談のダイジェスト版を動画でご覧いただけます
http://bakumatsu-ishinhaku.com/page.html?id=11


<尾崎知事>
https://www.atpress.ne.jp/releases/142338/img_142338_2.jpg
<林真理子氏>
https://www.atpress.ne.jp/releases/142338/img_142338_3.jpg


■対談の様子
明治維新は薩摩と長州が成し遂げたというのが前面に出てしまいがちですが、実は違う。土佐が果たした役割って非常に大きいんです。(林さん)
幕末期に学ぶことは多い。幕藩体制がだめになっても薩長土肥という新しい代替案があった。日本は多様性をもっていないと強靭さを発揮できない。それを明確に示したのがあの時期だったと思う。やはり地方が強くないといけない。(尾崎知事)
私の母は101歳で亡くなった。そう考えると150年前ってそんな昔じゃない。幕末を生きた人のメンタリティーは近代人そのもの。私たちそのものなんです。(林さん)
「週刊文春」11月16日号より一部抜粋


◆林真理子(はやし・まりこ)
1954年(昭和29年)山梨県出身。小説家。「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞、「白蓮れんれん」で柴田錬三郎賞、「みんなの秘密」で吉川英治文学賞を受賞。「本の旅人」(KADOKAWA)で連載中の「西郷どん」が、2018年NHK大河ドラマの原作に。


■維新のカギを握った土佐藩主の重要資料など一挙公開
大政奉還150年記念企画展『大政奉還と土佐藩』

「志国高知 幕末維新博」のメイン会場・高知県立高知城歴史博物館(高知市)において、11月27日まで『大政奉還と土佐藩』と題した特別企画展を開催しています。同博物館が収蔵する土佐藩主・山内家を中心とした約67,000点の資料のうち「幕末の四賢侯」として体制に影響を及ぼした第15代藩主豊信(容堂)の秘蔵物を特別公開。大政奉還直前に坂本龍馬が藩の重臣に宛てた書状や兄から譲り受けた刀なども展示します。

<大政奉還と土佐藩 ポスター>
https://www.atpress.ne.jp/releases/142338/img_142338_4.jpg

<大政奉還建白書>
https://www.atpress.ne.jp/releases/142338/img_142338_5.png
大政奉還建白書写(慶応3年9月付)土佐藩が記録保存用に作成した建白書の写し。山内容堂の提出した本文に続いて、後藤象二郎らの連名で作成した別紙副書も写されている。本展では、全長約4mの全文を特別公開。

<坂本権平直方佩用の刀>
https://www.atpress.ne.jp/releases/142338/img_142338_6.jpg
左行秀作・坂本権平直方佩用の刀(個人蔵)
龍馬が兄・権平から譲り受けた刀。土佐藩御用鍛冶師・左行秀の作。

<坂本龍馬書状 後藤象二郎宛>
https://www.atpress.ne.jp/releases/142338/img_142338_7.jpg
坂本龍馬書状 後藤象二郎宛(慶応3年10月13日付:高知県立坂本龍馬記念館蔵)
徳川慶喜が上洛中の40藩の重臣を二条城に集め、大政奉還について意見を聴取した当日に書かれたもの。登城する後藤に死ぬ覚悟で大政奉還を実現するよう激励している。


【初公開資料】
・藩政吉田東洋一行書・山内容堂意見書・三条実美和歌、容堂書簡貼交・間崎哲馬書簡
・明治天皇即位大典挙行通知・詔書写(官吏公選の詔)

【その他の主な展示資料】
・武市半平太獄中書簡・坂本龍馬書簡寺田屋伊助、登勢宛、中岡慎太郎探索覚
・坂本龍馬薩長連合裏書・一橋(徳川)慶喜書簡・由利公正筆五箇条の御誓文・平井収二郎意見書
・松平春嶽書土佐少将山内容堂君像賛・坂本龍馬所用鐔(寺田屋事件時佩刀の鐔)


■開催概要
期間 :2017年9月15日(金)~11月27日(月)
会場 :高知県立高知城歴史博物館(高知市追手筋2-7-5)
開館 :9:00~18:00(企画展開催期間中は無休)
観覧料:700円、高知城セット券890円
※高校生以下は無料。団体割引あり

<知事・林氏、歴史博物館視察>
https://www.atpress.ne.jp/releases/142338/img_142338_8.jpg


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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