日本人初のプロアドベンチャーランナー誕生!世界最高峰の極限レース制覇に挑む!
@Press / 2019年2月5日 10時0分
近畿大学AC(アスリートクラブ)の北田雄夫(35)が日本人として初めてのプロアドベンチャーランナーとなりました。北田は2021年にかけて、世界一過酷なマラソン「アドベンチャーマラソン」にて、世界最高峰の極限レース制覇に挑んでいきます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/176496/LL_img_176496_1.jpg
北田雄夫 1
■『アドベンチャーマラソン』とは
極限環境に挑む、世界一過酷なマラソン。
厳しい自然環境(砂漠、南極、ジャングルなど)の中、食料、衣類、寝袋、サバイバル道具などを自らで運びながら、200~1,000km以上を走る。チェックポイントをたどりゴールを目指し、合計タイムで順位を競う。
またレースによっては、「気温-50~50℃」「標高5,000m以上」「砂・雪・川・沼」「獣や毒虫による危険」などを乗り越える必要があるため、体力以外にも精神力、順応力、判断力、生命力が求められるレースでもある。
●レース概要
舞台 :砂漠、ジャングル、山岳、寒冷地(南極、北極圏)など
大会数 :50大会以上
距離 :200~1,000km以上
開催期間 :3~30日以上
賞金 :なし
ルール :(1) チェックポイントをたどりながらゴールを目指し、
合計タイムで順位を競う。
(2) 各区間で定められた制限時間をオーバーすると失格となる。
(3) サポートをつけることは禁止されており、自らの力だけで
ゴールを目指す。
レース種類:1) ノンストップレース
スタートからゴールまで、ノンストップでレースを行う。
途中で仮眠するも、不眠不休で進むも、各選手の判断で行う。
2) ステージレース
複数のステージにわたりレースを行い、ステージ毎にタイムを計測。
全ステージの合計タイムで順位を競う。
所持品 :食料、衣類、寝袋、ナイフ、ライト、包帯などのサバイバル道具など、
レース中に必要となる装備を選手自らで所持する。
■北田雄夫 プロフィール
1984年生まれ、大阪府堺市出身。大学まで陸上競技の短距離選手として活躍する。卒業をして一度は運動を辞めるも、「自分の可能性に挑戦したい!」という思いを抑えきれず、2014年に会社員を辞めてアドベンチャーマラソンに参戦。アルバイトで生計を立てながら競技を続け、また厳しい自然環境の中で熱中症、凍傷、感染症になりながらも、2017年日本人として初めて世界7大陸アドベンチャーマラソン走破を達成。2021年にかけて、マイナス40℃の極寒アラスカ1,600kmをはじめ、ジャングルやヒマラヤ山脈のレースなど、世界最高峰の極限レースの走破に挑む。情熱大陸などのメディア出演、講演、レース映像の配信などを通じて、人に元気を届ける活動も行う。
Webサイト: http://takaokitada.net/
Facebook : https://www.facebook.com/takao.kitada.5
・競技実績
2014年6月 Gobi March(中国 250km)【51位】
2014年10月 Atacama Crossing(チリ 250km)【64位】
2015年5月 The Track(オーストラリア 521km)【10位】※
2015年8月 Fire + Ice(アイスランド 250km)【3位】※
2016年9月 Grand to Grand Ultra (アメリカ 273km)【8位】
2016年11月 The Last Desert(南極 250km)【2位/チーム戦】
2017年2月 Ice Ultra(スウェーデン 230km)【3位】※
2017年11月 Ultra Africa Race (モザンビーク 216km)【3位】※
2018年6月 Alvi Trail Liguria(イタリア 400km)【15位】※
2018年8月 Trans Pyrenea(フランス 850km)【踏破】
2018年12月 Tuscobia Winter Ultra(アメリカ 256km)【15位】※
※は日本人初挑戦
・挑戦予定
2019年2月 Iditarod Trail Invitational (アメリカ 240km) ※
-40℃の極寒アラスカにて、ソリで衣食住を運びながら4日間進み続ける。
http://www.iditarodtrailinvitational.com/
2019年6月 Jungle Ultra(ペルー 230km)
獣・虫・感染症などの危険があるジャングルにて5日間。
https://beyondtheultimate.co.uk/
2019年11月 La 1000km Mauritania(モーリタニア 1,000km) ※
砂漠最高峰レース。気温40℃のサハラ砂漠にて18日間ノンストップで行われる。
https://extreme-runner.fr/
2020年2月 Iditarod Trail Invitational(アメリカ 560km)※
-40℃の極寒アラスカにて11日間。200級の極寒レース完走者のみ挑戦が許される。
http://www.iditarodtrailinvitational.com/
2020年5月 Himal Race(ネパール 850km)
山岳最高峰レース。酸素50%になる標高5,300mから24日間。
https://www.leschevaliersduvent.fr/
2021年2月 Iditarod Trail Invitational(アメリカ 1,600km)※
寒冷地最高峰レース。制限時間30日。今まで完走者は世界で27人のみ。
http://www.iditarodtrailinvitational.com/
※は日本人初挑戦
■北田雄夫コメント
私には秀でた能力がありません。小心者で、暑さも寒さも弱い。貧血ですし、長距離走も苦手でした。しかも大人になった30歳からの本格的な挑戦でした。ですが、困難にあいながらも一歩一歩と進み続けていく中で出来なったことが出来るようになり、また多くの方に応援をしていただくようになり、昨年7大陸走破を達成することができました。
プロとなったこれからは、世界最高峰レースの走破に向けてすべてをかけて挑んでいきます。そして、日本の多くの方々に元気を届けられる人間になっていきたいと思います。
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プレスリリース提供元:@Press
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