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米国陸軍研究所が、1,500万ドルを3D Systemsにおける最大・最速の金属粉末3Dプリンターに投資

@Press / 2019年7月30日 13時0分

3D Systems(NYSE: DDD)は、世界最大・最速・最精細の金属3Dプリンターを製作する1,500万ドルの契約を米国陸軍研究所[Combat Capabilities Development Command ARL(Army Research Laboratory)]から受注したことを、2019年7月、ROCK HILL(South Carolina)において発表いたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/189780/LL_img_189780_1.jpg
2 US Army Next Gen Vehicle Platforms

【世界最強の軍事力を実現する次世代の金属3Dプリントテクノロジー】
このプリンターは長距離弾薬、次世代戦闘車両、ヘリコプター、航空/ミサイル防衛力に関連した主要サプライチェーンへ革命を起こすことでしょう。3D SystemsおよびNCMS(National Center for Manufacturing Sciences)は、この画期的なプリンターを製作するための資金供与を受けており、ARLおよびAMMP(Advanced Manufacturing, Materials, and Processes)プログラムと提携して世界最強の軍事力を実現するリーダーシップと革新を促進します。

米陸軍積層造形実装計画(U.S. Army Additive Manufacturing Implementation Plan)によると、米陸軍は摩耗した部品の修理調整およびカスタムツールの作成に積層造形(AM)を20年にわたって使用しています。開発が完了すると、米陸軍ではその積層造形経験を活用して、米陸軍の補給処および研究所に大規模な新規システムを設置する予定です。その後、3D Systemsおよびその提携各社では、将来の陸軍プラットフォーム開発のために、この新しい3Dプリンター技術を航空宇宙および防衛関連の主要サプライヤーが利用できるように計画しています。

開発が計画されているプリンターは前例のない規模の大きさと精度となります。材料の使用量を削減しながら、長期にわたる耐久性を備えた部品の設計と生産をより効率的に行えるだけでなく、部品の市場投入までの期間短縮も実現されることが期待されています。計画されているプリンターは、ビルドエンベロープが1,000mm×1,000mm×600mmで、最小壁厚100μm、層厚30μmの造形が可能です。これは、現行のビルドエンベロープ500mm×500mm×500mmの大規模金属3Dプリンターを大幅に上回るものです。


【関係者コメント】
「これまで、重要な地上戦闘サブシステムを大規模に生産するのに際し、パウダーベッド方式レーザー 3Dプリンターでは小さすぎ、遅すぎ、不正確すぎました。私たちの目標は、共通の国益を支持して米国陸軍による安全保障協力活動の実行を支援する同盟やパートナー、および重要な国家安全保障サプライチェーンのための新しい能力の実現に寄与する同盟やパートナーの支援を受けて、この問題に真正面から取り組むことです。」と、ARLの次世代弾薬の積層造形に関するサイエンス(Science of Additive Manufacturing for Next Generation Munitions) 担当プログラムマネージャーであるジョセフ・サウス博士は述べています。

3D Systemsでは、新しい金属積層造形(AM)ソリューションを米国陸軍に提供するだけでなく、新しい技術とプロセスを既存の3Dプリンター技術のポートフォリオに統合することの実現可能性も評価していきます。

「このプロジェクトを通して、唯一無二の実践的な製造システムをお届けできることは喜ばしい限りです」と、3D Systems の共同創設者兼CTOであるチャック・ハルは述べています。「3D Systems の初期のころから、私たちの革新に対する情熱は、当社のお客様がそれぞれの業界で第一人者になることを目指そうとする気力によって駆り立てられてきました。
私たちが開発するソリューションは多くの製造業者のプロセスを補完し、それらの競争優位性の維持に貢献してきました。ARLには、その運営に転換を与えるほどの 積層造形(AM)の力をすでに実感していただいております。ARLと協力し、市場初となるプロセス、材料、および技術を提供することによって、それらの可能性を拡大および拡張していくことを楽しみにしております。」

「3D Systems 社が現在行っていることは開拓に他なりません」と、NCMS社長兼CEOのリサ・ストラマ氏は述べています。
「それは、AMMPプログラムの総仕上げとなるプロジェクトとして、我々のメンバーおよびパートナーにとっての決定的なブレークスルーにつながり、パフォーマンスの向上を実現するとともに、イノベーションの市場投入を加速するでしょう。この技術は我々の兵士を支えるための変革にとどまらず、サプライチェーン全体にわたります。」


【3D Systemsが提供するサービスについて】
業界の先駆者であるチャック・ハル(1980年にステレオリソグラフィーの特許を取得)によって共同創業された3D Systemsは、ポリマーおよび金属の幅広いポートフォリオと3Dプリントツールを保有しています。最近、3D SystemsはGF Machining Solutions社と共同でDMP Factory 500、DMP Factory 350、DMP Flex 350を発表することにより、プラットフォーム中心のアプローチを拡大しました。これらはスケーラブルな積層技術と切削技術を組み合わせた最初のソリューションです。


【将来予測に関する記述】
本リリースは過去または現在の事実を記述するものではなく、本リリースの特定の記述は、1995年米国私的証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の意味の範囲内での将来予測に関する記述にあたります。将来予測に関する記述に内包される既知または未知のリスク、不確実性、およびその他の要因により、当社の実際の結果、実績、または業績が、将来予測に関する記述によって明示的または暗黙的に示唆される過去の結果または将来の結果または予想と著しく異なることがあります。
多くの場合、将来予測に関する記述は、「考える」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「であろう」、「推測する」、「意図する」、「予想する」、「計画する」などの用語、またはこれらの用語の否定あるいは同等の用語の否定によって識別できます。将来予測に関する記述は、経営陣の信念、仮定、および現在の期待に基づくものであり、当社の信念に関する注釈および会社の事業に影響を与える将来の出来事や動向に関する期待を内包することがあるため、どうしても不確実性に左右されます。また、それらの多くは当社の統制の範囲外です。
証券取引委員会の当社定期提出書類の「将来予測に関する記述」および「リスク要因」の欄に記載されている要因、およびその他の要因により、将来予測に関する記述を反映した結果や将来予測に関する記述で予測されている結果と実際の結果が大きく異なる可能性があります。経営陣は将来予測に関する記述を反映した期待は妥当であると考えていますが、将来予測に関する記述は将来の業績や結果を保証するものとして信頼されるものではなく、そうされるべきではありません。また必ずしもそのような業績や結果を達成する時期を正確に示唆することも実証することもありません。将来予測に関する記述の内容は、それが記述された日付時点のみによるものです。
3D Systems は、将来の進展の結果、その後の出来事または状況あるいはその他にかかわらず、経営陣またはその代理で行われたいかなる将来予測に関する記述も更新または見直しする責任を一切負いません。


【3D Systems について】
3D Systemsは、30年以上も前に3Dプリンティングのイノベーションを製造業界にもたらしました。現在は、AM ソリューションのリーディング企業として、変革したワークフローにより、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを作成する能力を製造業者に提供しています。
これは、最善の組み合せによる 3D Systems のデジタル製造エコシステムによって達成されています。この組み合わせとはすなわち、プラスチックと金属の 3Dプリンター、プリント材料、オンデマンド製造サービス、エンドツーエンド製造ソフトウェアのポートフォリオによる組み合わせです。それぞれのソリューションは、お客様と協力して製造環境を変革する当社アプリケーションエンジニアの専門知識により推進されています。3D Systems のソリューションは、航空宇宙、自動車、医療、歯科、消費財等の市場におけるプロトタイピングから生産までの幅広い先進的な用途に対応しています。詳細は https://www.3dsystems.com/ をご覧ください。

*本リリースは、7月11日(現地時間)、米国サウスキャロライナ州ロックヒルで発表された英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳版です。


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プレスリリース提供元:@Press

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