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金属アディティブマニュファクチャリング装置「Lasermeister LM300A」および3Dスキャナー「Lasermeister SB100」を発売

Digital PR Platform / 2024年4月9日 13時6分

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[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2206/86101/350_280_20240403111525660cbbbde6afc.png





Lasermeister SB100     Lasermeister LM300A


株式会社ニコンは、損傷や摩耗したワーク(対象物)の補修を主なターゲットとしたDED(Direct Energy Deposition)方式の金属アディティブマニュファクチャリング装置「Lasermeister LM300A(以下、LM300A)」および3Dスキャナー「Lasermeister SB100(以下、SB100)」を発売します。
LM300Aは、主に研究開発での使用を想定した現行の「Lasermeister LM100A」シリーズの高い加工精度はそのままに、産業用途向けのより大型ワークの金属3D積層造形が可能になりました。また、LM300A向けに設計した3DスキャナーSB100は、ワンクリックでワークの自動スキャンおよび加工パスデータの自動生成が可能で、このデータを元にLM300Aで金属3D積層造形を行います。両装置の組み合わせにより、タービンブレードや金型など産業用部品向けの幅広い補修ソリューションを提供します。

製品概要

[画像2]https://digitalpr.jp/table_img/2206/86101/86101_web_1.png

開発の背景
タービンブレードは、発電施設で燃焼ガスから動力を取り出すガスタービンや航空機のエンジンで使用されています。過酷な環境で使用されるため時間の経過とともに摩耗し、継続して使用するには定期的に摩耗部分を補修する必要があります。
従来のタービンブレードの補修は、ブレードごとに摩耗した部分を切削・研削し、その後、手動溶接作業で金属に肉盛りし、研磨加工で最終形状に仕上げていました。しかし、この方法は熟練した溶接工による長い作業時間が必要でした。さらに切削・研削による廃棄物の発生、人が行うことによる補修品質のばらつきやリードタイムの長期化などの課題が生じていました。
LM300AおよびSB100の補修ソリューションは、補修プロセスにおける溶接工程の作業時間を最大65%※削減し、研削や研磨などの後加工を最小化することが可能です。今後タービンブレードだけでなく摩耗した金型の補修や自動車・鉄道・機械に使用される治具やパーツの補修等、産業界において幅広い活用も予想され、さまざまな製造工程における革新的なソリューションを提供します。
※当社試算

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