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「第12回コモンズSEEDCap(社会起業家応援プログラム)」応援先決定のお知らせ

@Press / 2021年6月18日 15時0分

NPO法人チャイボラ  大山遥さん
この度、コモンズ投信株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊井哲朗、以下「コモンズ投信」)は、「一人ひとりの未来を信じる力を合わせて次の時代を共に拓く」という理念に基づく寄付プログラム、コモンズSEEDCap(社会起業家応援プログラム)の第12回応援先は、NPO法人チャイボラ 大山遥さんに決定し、140万円を寄付することといたしましたのでお知らせいたします。

チャイボラ: https://chaibora.org/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/263694/LL_img_263694_1.jpg
NPO法人チャイボラ 大山遥さん

1. なぜ、投資信託の会社に社会起業家を応援するプログラムがあるのか?
私たちが運用・販売する「コモンズ30ファンド」は、お客さまが当ファンドを購入することで、社会的課題にエンゲージできる仕組みになっています。当プログラムを通じて、社会課題を知る機会、自動的に寄付できる機会、また、イベントやボランティアに参加できる機会などを提供しています。毎年お仲間のみなさんに、過去を含めた社会起業家フォーラム登壇者3名の中から、応援先1名(1団体)を決める選考プロセスに参加いただきます。寄付金額は、当社が受け取る信託報酬の1%相当。寄付だけでなく、1年間広報活動などで伴走させていただく支援です。
ファンドへの投資を「将来の経済的リターンを望むもの」とすると、この寄付は「未来への投資。次世代の未来に社会的リターンをもたらしてくれるもの」であり、経済的リターンと社会的リターンの両輪あってこそ社会や事業はサステナブルであるという考えの下、コモンズ投信の本業のひとつとして取組んでいます。

●コモンズ投信の寄付のしくみについて: http://www.commons30.jp/donation/
●コモンズSEEDCapとは : http://www.commons30.jp/fund30/seed


2. 応援先決定プロセス
コモンズSEEDCapの候補は、下記の選考プロセスにて実施します。
(1)直近のコモンズ社会起業家フォーラムより、当日の参加者の声をもとに候補者1名を選出。
→2020年10月3日開催第12回コモンズ社会起業家フォーラムより、大山遥さんを選出。
(2)コモンズ社会起業家フォーラムの過去登壇者の中から当社が最終候補者2名を選出
→2021年3月小松洋平さん(特定非営利活動法人アスヘノキボウ)と馬見塚健一さん(一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ)の2名を選出。
(3)ファンドの受益者、コモンズ投信の社員は候補者の中から1名を選び推薦
(4)それぞれの推薦者数、推薦内容も考慮したうえで、内部、外部で構成するSEEDCap応援先最終選考委員会を開催し、決定する→2021年6月15日開催。

第12回コモンズSEEDCap最終候補者3名
○小松洋介さん(第8回フォーラム登壇者)/特定非営利活動法人アスヘノキボウ
https://asuenokibou.jp/
○馬見塚健一さん(第11回フォーラム登壇者)/一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
https://www.spogomi.or.jp/
○大山遥さん(第12回フォーラム登壇者)/NPO法人チャイボラ
https://chaibora.org/

最終選考委員会
【外部委員】(五十音順)
○寒竹明日美さん (tsumiki証券株式会社 代表取締役CEO)
○高橋一朗さん (西武信用金庫 理事長)
○高橋陽子さん (公益社団法人 日本フィランソロピー協会 理事長)
○山田泰久さん (一般財団法人 非営利組織評価センター 業務執行理事)
【内部委員】
○渋澤健 (コモンズ投信 取締役会長)
○伊井哲朗 (コモンズ投信 代表取締役社長)
○平田仁志 (コモンズ投信 システム部部長)
○馬越裕子 (コモンズ投信 マーケティング部 ソーシャルエンゲージメントリーダー)


3. チャイボラ 大山遥さんの決定理由
大山さんが代表を務めるチャイボラは、児童養護施設を始めとする社会的養護施設で働くことに関心のある人々と施設をつなげ、更には働く環境を整えることで、「子どもたち一人ひとりが大切に育てられる世の中」を目指し活動しています。

例年のように推薦の声をお寄せくださるコモンズ30ファンドに投資してくださっている「お仲間」(ファンド受益者)や社員、そして、選考委員会の中でも、「今回も一人に選ぶのは難し過ぎる」という声が上がりました。今回の3名の候補者全員がコモンズ投信が大事にしている「未来を信じる力」の持ち主であり、それを日々のご活動を通じて実践されているから、さらには、候補者の方々が尊い決意と共に道無き道を歩み続けられていることを、私たちは今回の選定を通して改めて理解することができたからです。

様々な側面から多様な意見が出た討議の結果、第12回コモンズSEEDCap応援先は、NPO法人チャイボラの大山遥さんに決定いたしました。最終選考委員会の議論は例年以上に拮抗し、議論の最終段階で行われた投票においても、票が分かれました。その場合は、コモンズの「お仲間」(受益者であるお客さま)からの声で決定されることになっています。
コモンズの「お仲間」から大山さんに多く推薦の声が寄せられたということは、取り組まれている課題への関心度の高さを示し、また、大山さんのメッセージがコモンズの「お仲間」へより届いた功績の証であるとして、第12回コモンズSEEDCap授賞を大山さんに決定いたしました。

新しい視点からの取り組みの新鮮さや現場の声に真摯に耳を傾ける大山さんの姿勢に共鳴した方々が今回多くいる中で、実際には理解が難しいこどもたちをとり巻く環境について、大山さんたちの活動を通して、わたしたちコモンズのお仲間たち、社員に教えて欲しいことがたくさんあります。大山さんたちの活動と共に、より良い未来に向かって歩みを進めていきたいと思います。

●大山さんへのお仲間からの推薦の声
〇私には少学1年生の息子がおり、何だか他人事ではない気持ちです。推薦理由は、(1)大山さんのプレゼンを通じ、乳幼児、児童の社会的養護について関心が高まったと共に、児童養護施設の現状をより多くの人に知ってもらう必要性を強く感じたこと、(2)大山さんの起業に至る行動力に尊敬の念を抱いたこと、以上2つです。
チャイボラさんのホームページを見たところ、サポートを実施している施設は首都圏であるとお見受けしました。チャイボラさんが持つリソースだけでは限界があるかもしれませんが、活動の輪を是非全国に広げて欲しいと思いました。
(SEEDCap推薦経験)はじめて
(兵庫県 40代)
〇3団体の中で、個人の寄付だけではできないことが、シードキャップの寄付により課題解決のきっかけを作れると一番感じたため。
活動費にお役立ていただきたいと思いました。
(SEEDCap推薦経験)3回目以上
(コモンズ投信社員 40代)

早速大山さんからの喜びの声も届いているので、下記にご紹介いたします。

「とても丁寧なメッセージありがとうございます。
すべての方のコメント(*)も読みました。
そしてメンバーにも共有しました。
*お仲間からの推薦の声をお渡ししました。

子どもたちの現状・職員の想い・チャイボラメンバーの熱意が
伝わったのだな・・・と思いとても嬉しく思いました。

一人でも多くの方に、社会的養護の現状を正しく理解してもらい
偏見を消し、皆で互いを受け入れる世の中を作っていけたらと思います。

これからもどうぞよろしくお願いします。

私たちの活動に関心を持っていただき、またこのように応援していただき
本当にありがとうございます。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

しっかりと想いを施設に繋げます。

NPO法人チャイボラ 代表 大山遥」

一方、選定が難航したのは、小松さんと馬見塚さんのリーダーとしてのお人柄、実行力、そしてこの二人が胆力をもって活動を継続されてきた実績の表れとも言えます。

小松さんの活動に対して、最終選考委員会では、「ベンチャーフォージャパンの取り組みは被災地支援にとどまらない活動になっていておもしろい。」「いちばんダイナミックな動きになっている。女川でできているけど他ではできてない経験を全国に広めていくことが地方創生の重要な知見になる」「きっかけは震災だったと思うが、世界どこの街にもありえる課題。周りを巻き込みながら進めているのはすごい。寄付の支援の使い道が明確なのも良い」「10年間がんばられてきて女川で成果を出したうえで、それを全国に広めていくという新しいステージを支援したい」といった声が多くあがり、改めて小松さんたちの活動は、すばらしい突破力のある活動であると感じました。

馬見塚さんの活動「スポーツごみ拾い」に対して、最終選考委員会でも、「ゴミとスポーツを結びつけた発想がすばらしい」「ゴミ育は食育などと同様に大事」「子ども達が興味を持つには体験が大切」「「楽しい」と「社会課題の解決」が結びついているのがすばらしい」といった声が多くあがりました。馬見塚さんたちの活動は、すばらしいソーシャルイノベーションであり、発想力と行動力に富んだ活動であると感じました。
私たちコモンズ投信は、小松さん、馬見塚さんの活動に、引き続き大きな期待と共感を持ち続けます。

今回の選考委員会でコモンズSEEDCapの授与は大山さんで決定となりましたが、小松さん、馬見塚さんとも共に様々な形でのコラボレーションを実現させていただくことといたしました。
コモンズのお仲間に対して、様々なワークショップ、トークイベント、こどもたちとのこどもトラストセミナー、企業へのご紹介など展開していく予定です。

授賞式は、2021年10月2日(土)開催の第13回コモンズ社会起業家フォーラムにて行い、寄付金額140万円を同団体に寄付いたします。


【開催概要予定】
開催日時:2021年10月2日(土)13:00~16:00(予定)
開催場所:都内会場&オンライン
内容 :社会起業家による7分間のスピーチリレー
第12回コモンズSEEDCap授賞式
募集人数:500名(オンライン参加含む)


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ 馬見塚健一さん特定非営利法人アスヘノキボウ 小松洋介

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