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ヒアルロン酸やコンドロイチンなど生体内ポリマーを使った溶解性マイクロニードルパッチの量産に着手

@Press / 2012年11月19日 11時0分

マイクロニードルパッチ
日本写真印刷株式会社(本社:京都市中京区 代表取締役社長:鈴木 順也)は、株式会社バイオセレンタック(本社:京都市下京区、代表取締役社長:高田 康代、以下 バイオセレンタック)のDDS技術を導入し、当社のコア技術である金型加工技術と成形技術を活用することで化粧品・医薬部外品領域における溶解性マイクロニードルパッチの量産に着手します。2013年2月よりサンプル出荷開始を予定しています。

マイクロニードルパッチとは、ヒアルロン酸やコンドロイチンなど生体内ポリマーを材料とした約150マイクロメートル長のニードル(針)から形成されるシート状パッチです。微細なニードルのため、皮膚に貼った際も痛みがなく、表皮内に直接主成分を補充できるため高い効果が期待できます。


マイクロニードルパッチ(バイオセレンタック提供):
http://www.atpress.ne.jp/releases/31592/1_1.jpg
皮膚断面図:
http://www.atpress.ne.jp/releases/31592/2_2.JPG


<当社の溶解性マイクロニードルパッチの特長>
・ヒアルロン酸などを材料にした約150マイクロメートル長のニードル(針)から形成されるシート状パッチ
・主成分をブレンドした基剤成分が溶解することで表皮内にダイレクトに補充できる
・微細なニードルのため真皮を傷つけず、使用時の痛みもない
・主成分を多層に配置したニードルの形成が可能
・バイオセレンタックと化粧品・医薬部外品領域における溶解型マイクロニードル・アレイ・チップに関するライセンス契約を締結(2012年10月5日)


<他方式マイクロニードルとの比較>
・溶解性
投与できる主成分の量   ○(多い)
取扱い          ○(容易)
安全性          ○(安全)

・コーティング型(非溶解性)
投与できる主成分の量   △(少ない)
取扱い          ○(容易)
安全性          △(ニードルが脱落する可能性あり)

・中空型
投与できる主成分の量   ○(多い)
取扱い          △(別途主成分を注入する装置が必要)
安全性          △(ニードルが脱落する可能性あり)

他方式マイクロニードルとの比較(図):
http://www.atpress.ne.jp/releases/31592/3_3.jpg


<ターゲット市場>
スキンケア化粧品業界における成長率は横ばいであるものの市場規模は9,500億円と大きな市場です。中でも美容外科・形成外科・皮膚科などの皮膚に関する専門医が、これまでの治療の経験を元に開発するドクターズコスメ(スキンケア)業界の市場規模は660億円であるものの10%と高い成長率を示しています。これら1兆円を超える市場規模のスキンケア化粧品業界をターゲット市場とします。

ターゲット市場: http://www.atpress.ne.jp/releases/31592/4_4.jpg


<今後の展開>
2012年12月に試作ラインを日本写真印刷本社内(京都)に設置し、2013年2月からサンプル出荷を予定しています。国内外の化粧品メーカーおよび製薬メーカーに化粧品・医薬部外品をOEM供給し、2014年度に売上高5億円を目指します。

2012年12月    試作ライン設置(生産能力:1平方センチメートル換算で20万個/月)
2013年2月以降  サンプル出荷開始


@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press

【関連画像】

皮膚断面図他方式マイクロニードルとの比較ターゲット市場

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