ケアネット、医師1,000人に“自分自身の延命治療”に対する意識を調査 医師の7割が「自分の延命治療は控えてほしい」と回答

@Press / 2012年11月30日 14時0分

自分自身の延命治療に関する意思表明
医師・医療従事者向け情報サービスサイトを運営する株式会社ケアネット(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大野 元泰、証券コード:2150)は2012年11月15~16日、当社医師会員1,000人に対し、“自分自身の延命治療”に対する意識調査を実施しました。2007年に日本救急医学会で延命治療の中止手順についてのガイドラインがまとめられ、またエンディングノートなどの文書に自身の希望について事前に残しておく取り組みが広がるなど、延命治療のあり方が変化しつつあります。それを踏まえて、万が一事故・病気などで自分自身が判断力・意思疎通能力を喪失し回復が見込めない場合、その対応をどう考えているか尋ねたものです。以下、詳細をご報告いたします。


【結果概要】

◆医師の7割が「自分の延命治療は控えてほしい」と回答
“自分自身の延命治療”について70.8%の医師が「控えてほしい」と回答。『自分で思考できて初めて、“生きている“と考えている』『だんだん状態が悪くなる姿をさらしたくない』といった、自らの生き方に関する考えのほか、『家族の精神的・経済的負担が大きすぎるのを普段から見ているため』『(回復が見込めないなら)お金と医療資源は必要な人のために使わなければいけない』など、現場に立つ医師ならではの声が上がった。そのほか『救命救急センターで働いていた時は“延命治療をやめる基準”があったが、一般の病院でも広めるべき』といった意見も寄せられた。

◆「家族の判断に任せたい」とする医師、『家族が納得することが重要』
22.3%の医師が「家族の判断に任せたい」と回答。『死を家族が受け容れられるかどうかにかかっているから』『死は自分の問題ではなく、生者にとっての問題だから』といった意見のほか、『負担がかかるのは家族なので判断を任せたい』とする声も上がった。そのほか『家族の意思を尊重しないと、担当医が後で何を言われるか分からないので』など、日常診療で遭遇するケースから感じている意見も寄せられた。

◆約半数の医師が、自分の延命治療に関する希望を外部に表明している
延命治療に対する自分の考えについて、「希望はあるが表明していない」と回答したのは全体の43.4%。一方「書面に残している」医師は全体の6.4%、「家族に口頭で伝えている」医師は40.0%と、約半数が何らかの形で外部に表明しているという結果となった。年代別で見ても顕著な差はなく、30代以下の若手医師でも6.4%が書面にしていると回答。

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