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【NTT Com】「APN専用線プラン powered by IOWN」の提供を開始

@Press / 2024年2月29日 11時30分

接続イメージ
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、IOWN構想(※1)に基づき、お客さまの通信インフラに対する高度化ニーズに対応した都道府県間を跨ぐ通信サービスである「APN(オールフォトニクス・ネットワーク)専用線プラン powered by IOWN(※2)(※3)」(以下「APN専用線」)を2024年3月1日より提供開始します。
またAPN専用線とあわせてご利用いただける、End to Endでの遅延量の可視化や遅延調整機能を備えた端末装置(以下「遅延調整装置」)の提供も開始します。

1.背景
近年、オンラインでの動画配信、映像などのデータを取り扱うIoTデバイスの増加などにより、大容量・低遅延通信のニーズが拡大しています。加えて昨今の生成AIや自動運転技術などGPU(Graphics Processing Unit)を活用した新たな利用形態の進展により、データ転送容量や消費電力量の大幅な増加が課題となっています。
このような課題に対応するため、光を中心とした革新的技術を活用することで、高速大容量通信ならびに膨大な計算リソースなどを提供可能とし、端末を含めたネットワークおよび情報処理基盤を実現するIOWN構想への期待が高まっています。
このような状況を受け、今回、NTT Comはフォトニクス(光)ベースの技術を活用し「APN専用線」サービスの提供を開始します。

2.サービス概要・ユースケース
「APN専用線」は、お客さまの既存設備やニーズに合わせた多様な伝送プロトコルを収容可能なOTU4(※4) をユーザインターフェースに採用し、イーサネットやSDHなどの多重収容を可能にします。お客さまのご要望に応じて、NTT Comの国内70拠点以上のデータセンター間などを「APN専用線」で接続することができるため、クラウド事業者やインターネットサービスプロバイダーなどの大容量バックボーンやプラットフォーム構築ニーズに、高い品質で対応できます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/386811/img_386811_1.png
また、「APN専用線」と「遅延調整装置」を組み合わせることで、End to Endでの遅延の可視化・調整が可能となります。これによりイベント開催で遠隔地にある会場間をリアルタイム映像で結び一体感を生み出す演出の実現や、遠隔地にある工場の精密な機械操作、多拠点からのCAD設計業務の連携、遠隔医療などでの活用が期待できます。

3.提供内容
提供品目:100Gbps
提供インターフェース:OTU4
提供エリア:国内全域
提供料金:NTT Comの営業担当へお問い合わせください

4.提供開始日
2024年3月1日

5.お申し込み方法
NTT Comの営業担当へお問い合せください

6.今後の展開について
2025年度内に、新たな通信設備の導入とSoftware-Defined技術の活用によって、さらなる大容量・低遅延・低消費電力通信を、迅速かつ柔軟に、リーズナブルな料金で提供できるAPN通信サービスを実現します。具体的には、400Gbps以上品目の提供やポータルによるオンデマンド増速機能などを順次提供する予定です。
さらに、高発熱サーバー対応の超省電力データセンターである「Green Nexcenter(TM)」(※5)との接続を加速していくことで、生成AIなどのGPU利用に必要な電力量を大幅に削減した環境を提供し、グリーントランスフォーメーションの実現に貢献します。
また、APN通信サービスの特性を活かし、データセンター間通信の遅延値削減などによる地域へのデータセンター分散などのニーズに対応していきます。
NTT Comは、今後も先進的なネットワークやデータセンターサービスの提供によりお客さまのデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現や、社会課題である情報通信インフラのレジリエンス強化に貢献します。


NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、ドコモグループの法人事業を統合し、法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/386811/img_386811_2.png
https://www.nttdocomo.co.jp/biz/special/docomobusiness/

NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X(TM)」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/386811/img_386811_3.png
https://www.ntt.com/about-us/re-connectx.html


(※1):IOWN構想とは、最先端の光技術などを使って豊かな社会を創るためのネットワーク基盤構想のことです。「IOWN(R)」は、日本電信電話株式会社の商標又は登録商標です。
(※2):「Arcstar Universal Oneイーサネット専用線サービス」のOTU4メニューを選択いただくことでお申し込みが可能です。
(※3):一部の区間で既存装置を利用しているため、電気変換を行っている箇所があります。
(※4):OTU4とは、通信基幹網を支える国際標準Optical Transport Network(OTN)規格の1つです。OTNはイーサネット、SDHなどの多様なクライアント信号や暗号化/前方誤り訂正(FEC)機能に対応、OTU4はその中でも100Gbps通信に対応しています。
(※5):超省エネ型冷却環境を実現するデータセンターで、液冷方式のサーバー機器に対応しています。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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