フジワラ産業、サッカーボール型「土砂災害避難シェルター」発売 気候変動の影響等により大規模化した土石流等の土砂災害から「命」を守る

@Press / 2014年9月26日 10時30分

土砂災害避難シェルター
 水処理装置および津波避難タワーをはじめ、各種災害対策施設・機器を開発・販売している環境・防災設備機器メーカーのフジワラ産業株式会社(本社:大阪市、代表取締役:藤原 充弘、以下「当社」)は、気候変動の影響等により極端な集中豪雨による土石流等の土砂災害が大規模化し、増加傾向にあることから、こうした大規模な土石流等の土砂災害に対応可能なサッカーボール型「土砂災害避難シェルター」を開発、発売しました。


■サッカーボール型「土砂災害避難シェルター」開発の背景
 近年、気候変動の影響等により500mm/H以上の集中豪雨の発生頻度が1.4倍に増加し、昨年は全国の気象観測所のうち133地点で降雨量が観測史上1位を記録しました。今年8月には広島市で大規模な土石流により大きな被害を被むりましたが、今後土砂災害の大規模化、頻発化が想定されています。

 先般、当社ではこうした土砂災害に備えて、地震対策用安心防災ベッド枠(商品名「タスカルベッド枠」)を改良・機能強化した「土石流対応ベッド付シェルター」を発売し、プレスリリースにより発表しました。
 この「土石流対応ベッド付シェルター」は、深度が浅い軽度の土石流に対しては有効ですが、谷出口に近いところ等で想定される深度の深い土石流ではシェルターそのものが土石流に埋まってしまうため、さらに安全度を高めた避難シェルターが要求されていました。

 サッカーボール型「土砂災害避難シェルター」は、この要求に応えるために開発されたもので、耐衝撃性能・耐水性能を強化した鋼鉄製のサッカーボール型で、構造面及び付帯設備面で安全性と居住性を大幅に向上させました。本サッカーボール型シェルターと合わせて前回発表したベッド付シェルターの両タイプを提供することにより、地域の環境条件や土砂災害の想定規模に適した対応策が選択・ご利用いただけることとなります。

 過去5年平均の全国土砂災害発生状況は、発生件数1,077件、死者39名、家屋被害356戸にのぼります。現在、全国で20万6千の土砂災害特別警戒区域が指定されていますが、土砂災害指定区域等の指定はまだ十分ではなく、都道府県間で進捗に差が生じているとも言われています。自治体の対策と同時に、多発する土砂災害から「命」を守るために、一人一人が自ら土砂災害に備えることも大切です。当社は、身近な避難場所を比較的簡単に確保できる当社の土砂災害避難用シェルターシリーズを、その一つの解決策として提供することにより、より一層安全な社会づくりに貢献してまいります。

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