当社初となるウェット方式の歯科用ミリングマシン「DWX-4W」と新開発の歯科用ミリングマシン「DWX-51D」を同時発表

@Press / 2015年9月17日 10時0分

DWX-4W(左)とDWX-51D(右)
歯科技工向けのデジタルソリューションを提供するローランド ディー.ジー.株式会社は、当社初となるウェット方式の歯科用ミリングマシン「DWX-4W」と新開発の歯科用ミリングマシン「DWX-51D」を同時発表いたしますのでお知らせいたします。


歯科技工の現場では、デジタル技術の発展に伴い、歯の詰め物や被せ物などの補綴物(ほてつぶつ)の製作にCAD/CAMソフトウェアやミリングマシンなどから成るデジタルシステム(CAD/CAMシステム)を導入する歯科技工所が増加しており、化学の進化によって続々と生み出されるジルコニアやハイブリッドレジン、ガラスセラミックスなどの補綴物用の新材料の登場がデジタル化の推進に拍車をかけています。特に日本国内では、2014年4月より、CAD/CAMシステムを使用したハイブリッドレジン製の被せ物が保険適用対象となったことから、ミリングマシンの需要が急増しています。


この度発表いたしますDWX-4Wは、優れた審美性と強度で歯科医や患者から支持を集めるガラスセラミックスの加工に最適化したミリングマシンです。高強度を誇るガラスセラミックスの加工に対応するために、表面にダイヤモンドの粉末を固着させた「研削」用のミリングバーを、また、加工時の摩擦熱を除去するために、水をかけながら加工する「ウェット方式」を採用しています。新方式のミリングマシンをラインナップに加えることで、歯科技工所の皆様に、さまざまな材料の加工に対応するためのソリューションを提供いたします。

一方、DWX-51Dは、世界中の歯科技工所で高い評価を得る5軸制御の「DWX-50」の後継機として新開発したドライ方式のミリングマシンです。2011年に発売いたしましたDWX-50は、作業机に設置できる「デスクトップサイズ」と、誰もが簡単に操作できる「使いやすさ」、お手持ちのCAD/CAMソフトウェア、スキャナなどと組み合わせてお使いいただける「オープンシステム」、「導入いただきやすい価格」などのコンセプトが高く評価され、短期間の内に、市場での当社の存在感を一気に向上させました。DWX-51Dは、これらのコンセプトを継承しながらも、さらなる高精度とユーザビリティを追求した「新世代ミリングマシン」です。数年間に亘ってDWX-50のユーザーの皆様を対象に広範囲なリサーチを行い、製品の構造や機能、デザインを磨き込みました。精巧な加工能力と高い生産性を求めるユーザーの皆様にはもちろんのこと、初めてミリングマシンを導入する方にも最適な製品です。


DWX-4WとDWX-51Dはそれぞれの用途に最適化して開発されていますが、当社は、今回の両製品の同時発表にあたって、ドライ方式のミリングマシンとウェット方式のミリングマシンを組み合わせる当社独自のソリューション(DRY&WET)を市場に提案いたします。
デンタル事業開発マネージャーの細目 拓郎は、「市場では、従来のドライ加工とウェット加工を1台でこなす兼用機が販売されていますが、両機能を1台で提供しようとすることから、機構上の制約を受ける場合が多く、また、ドライ加工とウェット加工を同時に行うことができないことや、それぞれの材料に適した加工方式への切り替え作業を伴うことから生産性に課題があります」と述べ、「当社が考えるドライ加工機とウェット加工機を組み合わせるソリューションでは、材料特性に応じてそれぞれの加工機を使い分けることで、切り替え作業が発生することなく、ドライ加工とウェット加工を同時に進めることが可能です。それぞれの機能に特化しているため、材料の加工に最適な専用機能を提供できるだけでなく、需要量に応じて柔軟にそれぞれの加工機を増設することも可能です」とDRY&WETの価値を語っています。


<DWX-4Wの特長>
・ウェット方式のミリングマシンで、ガラスセラミックス、
 ハイブリッドレジンのピン付材料の加工に対応します。
 標準でマルチピンクランプを備えており、1回の操作で最大3個までの材料を 連続加工できます。
・クラウン、ブリッジ、インレー、アンレーおよびベニアなどの補綴物の
 製作に適しています。
・XYZ軸に加えて、360度回転するA軸を備え、4軸制御による高品質な加工が
 可能です。XYZ軸の駆動にはボールねじを採用し、より精巧な加工を
 実現します。
・最高60,000回転のアルフレッド・イエガー社製スピンドルで、安定した
 加工をサポートします。
・ATC(自動刃物交換装置)を標準装備し、4本の刃物を加工時に自動で
 交換します。工程を中断することなく効率的なワークフローを実現します。
・冷却システムとポンプを機体内に装備しています。
・クーラント(冷却水)タンクはスライド式で、容易に着脱が可能です。また、 ワークエリアをクリーンに維持するための集水ろ過システムを備えており、 メンテナンス性に優れています。

<DWX-51Dの特長>
・ドライ方式のミリングマシンで、ハイブリッドレジン、ジルコニア、
 ワックス、PMMA、PEEK、石こうの加工に対応します。
 標準でピン付材料用アダプターを備えており、最大9本までのピン材料を
 連続加工できます。
・ディスク材料やピン材料のセットが容易にかつ確実に行うことができるよう 新開発のC型クランプを採用しています。
・クラウン、ブリッジ、インレー、アンレー、アバットメント、
 コーピングなどの補綴物の製作に適しています。
・XYZ軸に加えて、360度回転するA軸、30度回転するB軸を備え、
 5軸制御による高品質な加工が可能です。XYZ軸の駆動にはボールねじを
 採用し、より精巧な加工を実現します。
・ATC(自動刃物交換装置)を標準装備し、10本の刃物を加工時に自動で
 交換します。工程を中断することなく効率的なワークフローを実現します。
・静電気の影響で切削屑が加工機内部に付着することを防ぐ
 イオナイザー(PMMAなど帯電性の材料切削時に有効)を搭載しています。

<DWX-4WとDWX-51Dの共通の特長>
・オープンシステムコンセプトの下に開発されており、歯科業界で標準的な
 3DスキャナやCAD/CAMシステムと組み合わせることができます。
 お使いのシステムを活かしたままDWX-4W/51Dを追加したり、
 お好みのシステムを組み上げたりすることが可能です。
・ミリングマシンに不慣れな方でも、簡単に操作が行えるように
 設計されています。本体に加工材料と刃物をセットした後は、本体の電源を 入れ、コンピュータ画面上の操作パネル「Vパネル」で指定した
 加工データを送るだけで加工を開始します。
・マシンの動作状態が一目で分かるよう、LEDの色の変化によって状態を
 知らせるシグナルLED機能を搭載しています。離れた場所からも動作状態が 把握できるよう、Vパネルで指定することで、加工完了時やエラー発生時に 電子メールで通知を受け取ることもできます。
・Vパネルを使うことで、1台のコンピュータから4台までのマシンを
 制御できます。複数台の導入や将来的な増設に際しても、柔軟に
 対応することができます。
・Vパネルを使って、スピンドルや刃物の稼働時間を把握することができます。 ツール類の交換時期の目安をお知らせします。


<主な仕様>
[DWX-4W]
加工可能な材料    :ガラスセラミックス、ハイブリッドレジン
取り付け可能な材料形状:ピン付材料
スピンドルモーター  :アルフレッド・イエガー社製
外形寸法/重量    :480(幅)×538(奥行)×599(高さ)mm/53kg
インターフェイス   :USB
標準価格       :2,980,000円(税抜)
発売日        :2015年10月21日(水)

[DWX-51D]
加工可能な材料    :ハイブリッドレジン、ジルコニア、ワックス、PMMA、
            PEEK、石こう
取り付け可能な材料形状:ディスク(段付き)材料、ピン付材料
スピンドルモーター  :当社製
外形寸法/重量    :495(幅)×660(奥行)×600(高さ)mm/67kg
インターフェイス   :USB
標準価格       :2,980,000円(税抜)
発売日        :2015年10月21日(水)


当社のデンタルソリューションの詳細につきましては、下記をご参照ください。
http://www.rolandeasyshape.com/ja_JP


■ローランド ディー.ジー.株式会社について
ローランド ディー.ジー.株式会社は、XYZ軸の制御技術を元に、業務用インクジェットプリンターやカッティングマシンを中心とするカラー事業と、3次元切削加工機や彫刻機を中心とする3D事業を展開しています。カラー事業の分野では、1台のプリンターで、印刷と同時にイラストや文字などの輪郭を切り抜くことができる「Print&Cut」技術の先駆者であり、広告看板を製作するサイン業界などでインクジェットプリンター「SOLJET」「VersaCAMM」シリーズや、カッティングマシン「CAMM-1」「STIKA」シリーズを展開し、世界トップブランドとして市場をリードしています。
近年では、幅広い用途での印刷に対応するUV-LEDプリンター「VersaUV」シリーズや、布地への印刷に特化した専用プリンター「Texart」シリーズをラインナップに加え、デジタル印刷の可能性を広げています。

一方3D事業の分野では、「デスクトップ・ファブリケーション(机上工場)」コンセプトの下、人々のイメージをカタチにするデジタルものづくりツールとして、3次元切削加工機「MDX」シリーズや、デジタル彫刻機「EGX」シリーズ、3Dプリンターと切削加工機の組み合わせでプロフェッショナルのものづくりを支援する「monoFab」シリーズなどを展開しています。2010年には、歯科技工用ミリングマシンでヘルスケア業界に参入し、「Easy Shape」ブランドの下、精巧な加工技術とデジタルソリューションで、業界のワークフローを変革しています。

※本ニュースリリースに記載の社名、製品名は各社の登録商標または商標です。


■会社概要
商号  : ローランド ディー.ジー.株式会社
設立  : 1981年5月1日
本社  : 〒431-2103 静岡県浜松市北区新都田1-6-4
代表者 : 取締役会長兼社長 冨岡 昌弘
資本金 : 3,668,700,000円
      東京証券取引所市場第一部上場
URL   : http://www.rolanddg.co.jp/
事業内容: コンピュータ周辺機器の製造および販売


■お客様のお問い合わせ先
ローランド ディー.ジー.株式会社 コールセンター
〒431-2103 静岡県浜松市北区新都田1-6-4
TEL:0120-808-232
FAX:053-484-1218

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DWX-4W(左)とDWX-51D(右) DWX-4W DWX-51D

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