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「他人に相談しづらい…」デリケートゾーンの脱毛について女医がアンサー!

美人百花デジタル / 2022年9月12日 20時10分

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脱毛というと脇や腕、脚を想像しますが、近頃はデリケートゾーンの脱毛がトレンドに! なかなか他人に相談しづらい箇所ではあるので、「興味はあるけれど、一歩踏み出せない」と悩んでいる女性は多いのではないでしょうか。そこで今回は、全国で24院展開する医療脱毛専門院『リゼクリニック』新宿三丁目院の院長・大地まさ代さんに、VIO脱毛について伺いました。

 

VIO脱毛は直近どれくらい増えているのでしょうか。また、増えている理由を教えてください。

出典:医療脱毛専門院『リゼクリニック』

開院年である2010年9月から2022年8月末までの12年間で「アンダーヘア脱毛を契約された女性患者さま数」は49倍(48.8倍)に増加しています。増えている背景としては、下記があげられます。

日本の脱毛は今から約60年前(1960年)に医療機関での針による電気脱毛がはじまりでした。その後エステサロンでも電気脱毛が始まりましたが、エステサロンは医療機関と違って広告の制限がないため、あっという間にエステ脱毛が広がりました。日本に医療レーザー脱毛器が導入されたのは1986年頃ですが、一方で2000年代にはエステサロンでも光脱毛が始まりました。このように、エステサロンのマスメディアを利用した大規模な広告や低価格で始められるといった価格戦略によって、エステサロンによる脱毛が普及してきました。

しかし、平成19年(2007年)の医療機関における広告規制の緩和もあり、医療機関でも積極的に脱毛情報を発信するようになりました。特にここ数年では、急速に新しい医療レーザー機器が開発され、より日本人の毛に合った痛みの少ない機器が導入され、利用者もそのような情報を入手できるようになりました。さらに、エステサロンと医療脱毛との効果の違いなどの知識も普及されつつあり、脱毛が可能なクリニックの数も格段に増え、価格競争で手ごろな値段で受けられるようになり、よりご自身のプランにあった施設を選択される方が多くなったように思います。

  • 価格競争で手ごろな値段(低価格)で脱毛施術が受けられるようになったこと
  • 近年、レーザー脱毛が広く普及した上、脱毛機器の発展によりスピーディーで痛みのない施術が可能となったこと
  • 多くの芸能人が脱毛をしていることを、メディアでカミングアウトしていること
  • 昨今、メディア等で「ハイジ男子」や「妊活脱毛」、「介護脱毛」「アスリート脱毛」ほか、アンダーヘア脱毛に関する造語が紹介される機会が増え、脱毛をするメリットに触れる機会が増えたこと

などもあり、一昔前は自己処理が主流だった「毛」に対するイメージが変化。脱毛に対する大衆の垣根が大変低くなり、金銭面で機会のなかった方が手軽に受けられるようになったことが、脱毛をやってみたいと考える方が増えた理由だと思います。

VIO脱毛のメリットを教えてください。

出典:医療脱毛専門院『リゼクリニック』

(1)自己処理から解放される

自己処理をしている限り、毛はずっと生え続けます。自己処理を頻繁にすると、だんだん肌がかたくなったり黒ずみの原因にもなりやすいので、なるべく早めの時期に、医療機関などでの脱毛をすることを考えてみるのがよいと思います。プロの手に任せて脱毛をする際の最大のメリットは自己処理が楽になり、美肌効果があるということです。脱毛をして自己処理の頻度が少なくなるだけで、自己処理で黒ずんでしまった肌も少しずつ元の肌色に戻り、肌の状態もよくなります。

(2)デザイン脱毛でおしゃれを楽しめる

完全に脱毛を行うことはもちろん、患者さま1人1人のご要望に合わせ、「薄くする(毛量・密度を減らす)」「形を整える」などのデザイン脱毛を行っております。アンダーヘアの毛を気にすることなく、水着などのオシャレを楽しむことができます。

(3)VIOゾーンを清潔に保てる

汗や生理時の出血などで非常に蒸れやすくデリケートな部位であるVIOゾーンは、常に下着も身につけているため、他の部位に比べ非常に雑菌が繁殖しやすくなっている部位でもあります。雑菌の温床となる毛の処理を行うことで、デリケートなVIOゾーンを清潔に保ちやすくなります。

(4)VIOゾーンのニオイが軽減される

VIOゾーンは非常に雑菌が繁殖しやすく、この繁殖した雑菌から気になるニオイが発生します。毛の処理を行うことで雑菌の温床をなくし、通気性も高まることでVIOゾーンのニオイを軽減することが期待できます。

(5)妊活した際により快適に過ごせる

近年、将来の妊娠・出産に備えて、アンダーヘアの毛をなくす女性が増えています。妊娠をすると何度も産婦人科に通って陰部を人前に晒す必要性があったり、出産後の会陰(えいん)切開や、産後の出血「悪露(おろ)」と呼ばれる生理のような出血が1か月ほど続くなど、陰毛があるとなにかとやっかいなもの。

陰部の傷口の炎症対策・長時間のナプキン使用によるかぶれや菌の増殖を防ぐなど母体にかかる負担を少しでも軽減するため、それらを回避しようと、出産を希望する女性の中で、妊娠する前にアンダーヘアの脱毛をする人が増えています(妊娠中や授乳中は専門機関での脱毛ができません)。

(6)将来の介護がラクになる

近年の最新脱毛トレンドとして注目を浴びる介護脱毛。介護脱毛とは、将来、自分が介護される立場になったことを想定し、その準備としてあらかじめデリケートゾーンの脱毛を行うことを指します。(1)陰部の炎症や感染症を防ぐ(2)オムツ交換の際のニオイを軽減(3)介護者の清拭が楽に、などのメリットがあります。

教えてくれたのは

出典:医療脱毛専門院『リゼクリニック』

近畿大学医学部卒業後、近畿大学病院呼吸器・アレルギー内科勤務。1992年に入都し、東京都福祉保健局疾病対策課長、港区保健所長などを歴任。2015年より全国で24院展開する医療脱毛専門院『リゼクリニック』の新宿三丁目院 院長に就任。30年以上、医師として培ってきた経験を持ち、セラピストやコスメマイスターなどの資格も持つ、美容のプロ。

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