アーティスト・與真司郎さんインタビュー「楽しく大人の階段を上っています（笑）」

美人百花デジタル / 2022年9月11日 20時30分

レディたちが気になる「彼」の本音に迫る『#いま彼を知りたい』。今回はAAAの與真司郎さんのインタビューをお届け。LA移住やアーティスト活動の休止など、激動の数年を経て成長した現在の彼は太陽のようなポジティブ・ガイ。取材後はこちらも背筋が伸びて、視界が明るくなりました♡

海外移住で失敗してもしょうがないと思っていた

出典: 美人百花.com

ーー與さんはサプライズが多い。AAAが上昇気流に乗っていた2016年突然カリフォルニアの大学に留学したときも、昨年12月にアーティスト活動を休止したときも、多くの人が「なんで？」と驚かされた。でも、本人にとってはごく自然な流れ。現在もLAと日本を行き来しながら、マイペースでヘルシーなライフスタイルを継続中。肌ツヤもすこぶる良くて、撮影中は「きれい！」「素敵！」と、女優さんの撮影のような感嘆の声が上がっていました(笑)。

「昨年は僕、9カ月間でトークショーのホールツアー、ソロでアリーナとドーム公演までやって、マジで奇跡的な人間だなと思いました(笑)。やりきった感があって、今はまだそのすっきり感を味わっている感じです。というのも僕はエイベックスと契約してから19年間、常に2〜3年先までスケジュールが決まっているのが当たり前で。何もない状態でいるのが不思議だし、それだけですごく新鮮。本を読んだり料理をしたり、これまで時間がなくてできなかったことを普通にさせてもらって、楽しく大人の階段を上っています(笑)」

出典: 美人百花.com

ーーグループ活動の休止後、並行してやっていたソロ活動まで休止するのはかなりのレアケース。でも、10代から自分の意見を主張し、周りに流されず生きてきた、與さんらしい選択でもある。

「確かに、こういう選択をする人ってあんまりいないですよね。新しいことをするために何かを手放すって、やっぱり怖いですもん。ただ、僕は歌もダンスも好きだけど、それ以上にAAAで音楽をやっている自分が好きっていうのが大きくて。ソロでドームに立ちたいとか、ソロで音楽番組に出たいとか、そういうのは全くなかった。ソロ活動に関しては、ファンの方の笑顔を見ることに生きがいを感じていたので、それが音楽じゃなくてもいいんじゃないかと。ただ、みんながそんな僕を理解して、応援してくれているので、期待に応えるためにいつかまたステージに立ちたい気持ちはあります」

ーー與さんは昔から「憧れの人がいない」と言う。「この人みたいになりたい」というロールモデルがいないため、より自分らしく生きる、オリジナルなビジョンを描けたのかもしれない。

「僕は誰に何を言われようが、自分がやって納得しないとダメな性格。LAへの移住を決めたときも周りから反対されたけど、1回自分のためにトライしたかった。それで失敗してもしょうがないと思っていて、それぐらい自分を変えたかったんです。もちろん、日本にいても視野は広げられるけど、14歳からこういう世界にいるから、誰も僕を知らない海外じゃないと完全リセットが難しい。そう考えたら、あとはもう動くしかなかったんですよね」

「僕は元々悩んで動けないってことがなくて、何かやりたいと思ったらプランA、プランB、プランCって案を出して、どれにしようか迷うぐらい。『やるかやらないか』で悩むことは絶対ないので、残念なことに誰も僕を止められないんです(笑)。これって、いい意味だと自由、悪い意味だとワガママなんだけど、自分で決めたことなら、誰のせいにもできない。全責任は自分にあるから、嫌でも途中で終われないじゃないですか。そこで僕の完璧主義な面が出てきて、何があっても途中でやめない理由になるんですよね」