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「夫婦のお財布は別!」お金の管理ってこれで大丈夫?

美人百花デジタル / 2024年2月17日 20時10分

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こんばんは、ライフマネーサポーターの木田結です。近年結婚してからも女性が働き続けることが増えたこともあり、夫婦のお財布は別!というご家庭も多いですし、これから結婚される方の中にも、夫婦のお財布は別がいいと思っている方も多いかもしれません。一見ラクに思える管理方法ですが、注意点もあるのでご紹介します。

(1)お互いが納得しているか

まずどちらかが別々がいいと思っていても、お互いが納得していないければ後々不満が大きくなる可能性は大きいです。例えば結婚することによってどちらかが転職をして収入が変わる場合や、妊娠や出産などで働き方が変わる際には収入や支出が変わってくる場合も。お金の不公平感が出てくると、夫婦関係にも亀裂が入りかねません。
一度決めたからといって貫き通す必要はないので、状況や気持ちが変わった際には、より良い夫婦関係のためにも話し合いをして、お互いが納得できる管理方法に変えていきましょう。

(2)貯金はできているか

夫婦のお財布が別であることのデメリットの1つに、貯金が増えにくいことがあります。自由に使えるお金が多い分、気持ち的にはラクですが、先のことを考えると不安になることも少なくないはず。それぞれが“きっと貯金をしてくれているはず”と思っていると、いざという時に困ることがあるかもしれないので、夫婦のお財布が別とはいえ、ある程度貯金については金額をしっかり決めたり、共有の通帳に入れるなどして、安心できるくらいの貯金ができると良いと思います。

(3)先を見据えているか

2人だけの生活であれば、お互いが変わらず働き続けられる限り問題ないのですが、子どもが生まれて成長に伴いかかるお金が後々大きくかかってくる場合、今のことだけを考えて生活するわけにはいかなくなります。特に教育費をどんな方法で用意するのかは早めに考えておくに越したことはありません。保険や投資、貯金いずれにしてもそのお金を今出し合う必要があるため、早いうちに話し合いをしておく必要があります。夫婦の財布が別の場合、目的なく貯金や投資に回すよりも、ある程度目的別に必要なお金を考えておく方が、それ以外のお金を自由に使えるというメリットがなくなりにくいのでおすすめ。今もある程度自由にお金を使いつつも、先々子どもの可能性を奪ったり、自分たちの生活を犠牲にしないためにも、今から先を見据えておくことはとても大切です。

以上3つのことに気をつけながら、夫婦のお財布は別で管理されると、気持ち的にもより楽になるはずです。参考にしてみてください。

書いたのは

Life Money Supporter 木田結

家計管理歴15年。転勤族のフリーランスママ。豊かな人生を凛と生きるための、3ヶ月のマネー&ライフプランニング講座「EnRich」を開講。2年弱家計簿レッスンにてさまざまなご家庭のお金に寄り添った経験を活かし、未来へわくわくを循環するお金との向き合い方を提案。大手金融機関、会計事務所での勤務経験有り。

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