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生理のちょっとした疑問にお答え!軽い月と重い月があるのはどうして?

美人百花デジタル / 2020年7月22日 20時0分

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女性をトータルサポートする美人女医・南真実子先生が、体のお悩みにレスキューする連載企画。

第7回は、生理のちょっとした疑問について、南先生に伺いました。

 

「生理が軽い月と重い月があるのはどうしてでしょうか?」(女性30歳)

「月経痛は、プロスタグランディンなどの痛みの物質が過剰に分泌されることによって子宮が過度に収縮することで起こります。子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症などの器質的疾患がある場合がありますし、そのような器質的疾患がない場合に起こる月経痛を機能性月経困難症といいます。いずれにしても、プロスタグランディンの分泌が月経痛に大きく関係します。プロスタグランディンは子宮内膜から分泌されます。子宮内膜は月経中に分泌されるエストロゲンやプロゲステロンというホルモンによって変化しますが、これらのホルモン分泌は常に一定というわけではありません。ホルモンの分泌は月経周期毎によって異なり、子宮内膜の厚さも月経周期毎によって変化するため、分泌されるプロスタグランデディンの量が多かったり少なかったりすることで月経痛が重い時や軽い時があると考えられます

「骨盤内の血流が滞ると、プロスタグランディンが子宮内に停滞して月経痛を引き起こすこともあります。からだの冷えや運動不足で起こるので、月経時はカラダをあたため、日頃からストレッチや運動を定期的にすることをおすすめします

 

今後も、さまざまな体のお悩みにお答えいただきます。次の配信もチェックしてくださいね!

教えていただいたのは


大阪美容クリニック理事長 南 真実子(みなみ まみこ)先生

祖父や父が産婦人科医であったことから、自身も大阪医科大学医学部卒業後、初期研修を経て大阪医科大学産婦人科教室に入局。主に、腹腔鏡手術、不妊治療、周産期治療などに従事し、産婦人科専門医を取得。検診業務にも従事し、マンモグラフィー読影認定医を取得。女性がいつまでも健康で美しく輝いていられるよう、更なる高みを目指して、美容医療、アンチエイジング医療を行う。大手美容クリニックで活躍後、2017年大阪美容クリニックを開院。婦人科・美容皮膚科を通じて、女性をトータルにサポートできるよう診療を行っている。

南先生の大阪美容クリニックはこちらからチェックを!

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