バイクタレントの「おうちでメンテ！」 マシンや防具類のお手入れポイントは？

バイクタレント兼こうのす観光大使として活躍する岸田彩美さんは緊急事態宣言発令に伴い、練習の機会が減ったトライアルのマシンと防具の手入れを行いました。

■一見、汚れていないように見えて実は……

　こんにちは。バイクタレントの岸田彩美です。緊急事態宣言発令により、トライアルの練習をお休みすることになったのでお家で過ごす時間がちょっぴり増えました。そこで普段使っているマシンや防具類のメンテナンスを行いました。

　少々ショッキング？！な汚れの画像が出てきますので、ご了承ください＞＜
なお今回はマシンですが、次回は「みんなも困るガレージ掃除！」についても、ちょっぴり詳しくレポしようと思っています。ぜひそちらも併せてチェックしてくださいね。

　さてさて早速ですが……まずは、防具から！

■防具類をお洗濯

　実は最近トライアル練習する時のプロテクションを変えたのです。胸部・背中は今まで通りですが、肘・膝はトライアルウエアのブランドJiTSiEから発売しているプロテクターを使っています。

　軽くてぴたっとフィットするのと、ウエアの下に来てもゴツゴツしないのが良い感じです。プロテクター類は洗濯機の使用ができないので、手洗いしました。

プロテクターの洗濯を行う岸田彩美さん

　水を張って、衣類用洗剤を少しだけ溶かして押し洗いします。私は直接洗面所等に水を溜めて洗っちゃいます。バスタブを利用するのも便利ですね！！

　ちなみに、洗濯で使用したゴム手袋はタイヤでお馴染みのメーカー「ダンロップ」が製造しているプリティーネシリーズ。手にフィットするので家事全般に超愛用しています。

　洗っていくとどんどん水が茶色くなっていきます……。見た目にはまったく汚れている感じはなかったのに、やっぱり砂やホコリで汚れているんですね。

最後はしっかりとすすいで、軽く水分を拭き取ったら乾燥させて終了です！

洗ったバイク用品を乾かすときは山崎実業の「マグネットバスルーム物干しハンガー」が便利です

　干す際には山崎実業から発売されている「マグネットバスルーム物干しハンガー」を利用しましたが、超マグネットの力が強力。バイク用品を洗った時に使うのにオススメですよ♪

■続いてはチェーンのお掃除！

　私の所有するトライアルマシンはBeta125です。練習した後は毎回洗車をしていましたが、思った以上にチェーンがドロッドロでございました……。

岸田彩美さんが所有するBeta125

　トライアル車両は基本、メンテナンスの必要な“ノンシールチェーン”を採用しています。早速溶剤やパーツクリーナーを使用して固まった油を柔らかくします。※“シールチェーン”の場合は、ゴムを使用している部品があるため、溶剤やパーツクリーナーは使用不可です。

　KURE 5-56をまんべんなく吹き付けて、少し待ってから汚れを落としていきます。

岸田彩美さんが所有するBeta125のチェーン周り。KURE 5-56をまんべんなく吹き付けて汚れを落としていきます

　あまりに汚れがひどいので、今回は使用済みの歯ブラシを使って丁寧に汚れを落としました。作業が終わったら捨ててしまえばいいので楽ですね。

　あと、汚れを落とす際に服に着けないように十分に注意してください！　もし付いてしまうと汚れが落ちない可能性があります。

　全てのチェーンを綺麗にしたら、水で汚れを落とします。（私は高圧洗車機を使用しています）しかしこれだけでは完全に落ちなかったので、まだ汚れが残っている箇所をもう一度歯ブラシでゴシゴシ……この繰り返しでようやく綺麗になりました。

チェーンを綺麗にしたら、水で汚れを落とします

　水分をウエスで拭き取ったら、最後に注油作業です。チェーンを回しながらチェーンルブを吹きつけて、乾いたら作業完了です！！

　トライアル車両だけでなく、所有しているホンダ「VTR250」も自分でチェーンのメンテナンスをしますが、一番好きな作業かもしれません。黙々と汚れを落として、ピカピカになったチェーンを見るのが好きなんですよね～。

最後にチェーンルブで注油し作業完了です

　このBeta125のスプロケットもそろそろ交換しなくてはいけないですし（摩耗しすぎた）ガレージの中もかなり散らかっているので（お見せ出来ない位です）大掃除もしなくてはです！

　トライアル練習を再開できる日を心待ちにしつつ、出来る範囲内でやれること・楽しめる事を探しながら過ごしていこうと思います。最後までご覧いただき、ありがとうございました。