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ワインディング最強仕様!? フロント17インチのドゥカティ「ムルティストラーダV4パイクスピーク」登場

バイクのニュース / 2021年11月17日 19時0分

ドゥカティの大型アドベンチャーモデル「ムルティストラーダ」ファミリーに、ワインディングロードでのスポーツ性能に特化した「ムルティストラーダV4パイクスピーク」が2022年モデルとして加わりました。

■歴史あるヒルクライムレースの地名を冠する、ワインディング最強仕様

 ドゥカティの大型アドベンチャーモデル「Multistrada(ムルティストラーダ)」ファミリーに、ワインディングロードでのスポーツ性能に特化した「Multistrada V4 Pikes Peak(ムルティストラーダV4パイクスピーク)」が2022年モデルとして加わりました。

「ムルティストラーダ」ファミリーは、オンロードからオフロードまで、あらゆる走行環境で理想的な走りを実現する「マルチパーパス」な大型バイクです。2003年に初代登場以来、進化を続けながら累計11万台以上を生産し、2021年の国内現行モデルでは最新のV型4気筒エンジン(排気量1158cc)とL型2気筒エンジン(排気量937ccと1262cc)を搭載する、計7機種の「ムルティストラーダ」がラインナップしています。

 2022年型として登場した「ムルティストラーダV4パイクスピーク」は、前後17インチサイズのホイールにピレリ製「ディアブロ・ロッソ4」が装着され、「パニガーレV4 S」や「ストリートファイターV4 S」にも採用されている「レースライディングモード」を備え、ライディングポジションは専用設計、電子制御システムにアップデートが施されたV4グランツーリスモエンジンは最高出力170ps/10500rpm、最大トルク125Nm/8750rpmを発揮します。

 オーリンズ製電子制御式サスペンション含む最新世代の高度なエレクトロニクス・パッケージを「ムルティストラーダV4 S」から受け継ぎ、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)とブラインド・スポット検知(BSD)機能を統合した、前方用および後方用レーダーが標準装備されています。

 また、アクラポヴィッチ製チタニウム/カーボンサイレンサー(型式認証済み)、カーボンファイバー製コンポーネント、スモークタイプのショートスクリーン、「V4」ロゴを配した赤と黒のツートーンシート、“ビーク(くちばし)”にはドゥカティコルセのロゴをあしらうなど、スポーツ志向のキャラクターを強調する装備となっています。

ドゥカティ「Multistrada V4 Pikes Peak(ムルティストラーダV4パイクスピーク)」(2022年型)

 モデル名となっている「パイクスピーク」は、1916年から続く標高4301mのパイクス山で頂上を目指すハイスピードレース『パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム』に由来し、ドゥカティは2008年よりこのレースに参戦しています。

「ムルティストラーダV4パイクスピーク」は、とくにワインディングロードやサーキットを含む、スリリングでスポーティなライディングを好むライダーのために設計され、高度なテクノロジーを備えたモーターサイクルとなっています。

※ ※ ※

 ドゥカティ「ムルティストラーダV4パイクスピーク」の日本での発売予定時期は2022年4月以降、価格(消費税10%込み)は378万9000円です。

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