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ヤマハ13年ぶりにAMAスーパークロス最高峰クラスでのチャンピオン獲得

バイクのニュース / 2022年5月12日 7時0分

AMAスーパークロス選手権第16戦デンバーは、Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Teamのイーライ・トマック選手が5位に入り、2020年以来2度目のチャンピオンに輝きました。

■AMAスーパークロスで13年ぶりのチャンピオン獲得

 AMAスーパークロス選手権第16戦デンバーが行われ、Monster Energy Star Yamaha Racing 450 Teamから「YZ450F」で最高峰クラスの450SXに参戦するイーライ・トマック選手が5位とし、自身、2020年以来2度目のチャンピオンに輝きました。

AMAスーパークロス選手権最高峰クラスでチャンピオンに輝いたイーライ・トマック選手AMAスーパークロス選手権最高峰クラスでチャンピオンに輝いたイーライ・トマック選手

 また、ヤマハにとっては2009年のジェームス・スチュワート選手以来、13年ぶりとなる最高峰クラスでのチャンピオン獲得です。

 トマック選手は2021年シーズンの終了後、カワサキからMonster Energy Star Yamaha Racingに加入し、1月8日の開幕戦のアナハイム1を6位としシーズンをスタート。レースを重ねるごとに「YZ450F」とのマッチングも高まり、第3戦サンディエゴで2位に入り初表彰台を獲得しランキングもトップに浮上。

 続く第4戦アナハイム2では初優勝を飾り、さらに1大会3レースを行い総合成績で順位を決めるトリプルクラウン・フォーマットの第5戦グレンデールで連勝。そして第8~12戦、ここで5連勝を飾り、ランキング2位以下とのリードを拡大しました。

 シーズン終盤に入ると、リスクをおかさないベテランらしい走りで、ライバルとのポイント差をコントロール。優勝こそないものの上位でのチェッカーを繰り返し、ランキング2位につけるJ・アンダーソン選手(カワサキ)に、43ポイント差で第16戦を迎えました。

AMAスーパークロス選手権第16戦を戦うイーライ・トマック選手AMAスーパークロス選手権第16戦を戦うイーライ・トマック選手

 そのデンバーでは序盤にトップを走るも、膝の痛みもあり後半はリスクを回避する走りで5位。直接のライバルであるアンダーソン選手が優勝しましたが、十分なリードによりチャンピオンを決定しています。

 最終戦のソルトレイクシティは、5月末に開幕するAMAモトクロス選手権に備え、負傷した怪我の治療に専念するため欠場します。

 1974年にスタートしたAMAスーパークロスでヤマハは、現在の450SXの前身となる250ccクラスでピエール・カールスマーカー選手が初代チャンピオンを獲得。1977年からボブ・ハンナ選手が3連覇、1980年はマイク・ベル選手、1998~2000年にジェレミー・マクグラス選手が3連覇、2004年・2008年にチャド・リード選手、2009年にジェームス・スチュワート選手がチャンピオンを獲得しており、今回で通算12回目のチャンピオンとなりました。

■Monster Energy Star Yamaha Racingイーライ・トマック選手

Monster Energy Star Yamaha Racing イーライ・トマック選手Monster Energy Star Yamaha Racing イーライ・トマック選手

 信じられないような一日であり、信じられないような一年でした。これは自分が夢見ていたシーズンだったので、自分のホームレースで実現するというのはすごく特別なことでした。チームみんなのハードワークをとても誇りに思います。シーズン開幕前にやったことはすべて成果をあげ、シーズン中盤には5連勝を記録するという素晴らしい成績をあげました。すごく特別な一年です。今シーズンは自分にとって復活の一年だったので、それを実現させてくれたヤマハに感謝しています。

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