一体どんな対応をしてくれる? バイクの騒音被害を通報した際の警察の対応とは
バイクのニュース / 2024年4月27日 9時10分
わざとバイクで騒音を出して走行するなどの迷惑行為を見かけた場合、警察へ通報すると、警察はどのような対応をしてくれるのでしょうか。
■バイクの騒音による通報を受けた警察の対応とは?
バイクには、排気量別に出してもよいマフラーの音量が定められています。
定められた基準値より大きな音を出すバイクを運転していると「整備不良車の運転の禁止違反」となり、違反点数2点に加えて二輪車で7000円、原付の場合は6000円の反則金が科せられます。
またエンジンの空ぶかしなど、正当な理由がない騒音を発生させた場合は「騒音運転の禁止違反」になることも。この場合は違反点数2点に加え、二輪車に6000円、原付には5000円の反則金が科せられます。
このように、わざと騒音を出すなどのいわゆる「迷惑行為」と呼ばれる行為を見かけた場合、警察への通報が望ましいとされていますが、通報をした場合、警察はどのような対応をしてくれるのでしょうか。
わざと騒音を出すなどのいわゆる「迷惑行為」と呼ばれる行為を見かけた場合、警察への通報が望ましい
110番通報をしてバイクの騒音被害がある旨を伝えると、まず騒音が起きている場所や状況などを電話で聞かれます。
そして伝えた場所へ警察が駆け付け、騒音を出している人に注意喚起をしてくれるのが一般的。ただし事件や事故といった緊急性のあるものではないため、通報してもすぐに駆け付けてくれる訳ではありません。
また、騒音を止める権限までは警察には無いため、あくまで騒音による通報があったことを騒音主に伝えてくれるのみ。それでも警察が来ることにより騒音を出さなくなるケースが多いので、110番通報は非常に効果のある方法と言ってよいでしょう。
しかし、緊急性がない事件や事故ではないのに110番通報をするというのは気が引けるもの。そうした場合は「#9110」へ電話をかけると、警察が相談に乗ってくれるので、覚えておきましょう。
騒音への対応をすぐにでもしてもらいたい場合は110番でも問題はありませんが、#9110へ電話相談をすることによって、相談内容に合った必要な措置を講じてくれます。
もしも同じ場所で定期的にバイクの騒音が出ている、騒音発生の時間は短いが頻発しているなど、迷惑行為を見かけたら一度、相談してみてください。
■ご近所トラブルにならないよう気をつけることは
バイクに乗っている人には気にならなくても、乗らない人からするとバイクはうるさいと感られやすいのも事実です。
では、近隣住民に騒音や迷惑だと思われないようにするためには、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。
騒音に対する通報は、事件や事故といった緊急性のあるものではないため通報してもすぐに警察が駆け付けてくれる訳ではない
たとえば早朝や夜間のエンジン始動や発進などは、静まりかえった中でおこなうため、うるさいと感じられやすいだけでなく、目立って聞こえるため、エンジンの始動はできるだけ住宅のない場所や、大通りに出てからおこなうなどの配慮をすると良いでしょう。
また、メンテナンスを怠ったことが原因で出る異音も騒音と感じられてしまう恐れがあるため、定期的にバイクのメンテナンスをおこなうことも、騒音を抑える方法として有効。メンテナンスをしっかりとおこない、バイクから出る音を少しでも抑えるようにしましょう。
中でも騒音の原因となりやすいマフラーのメンテナンスは、非常に重要。マフラーは、長年使用していると劣化などにより音が大きくなりがちなので、排気音を抑えるためにも、マフラーに穴が開いていないか、ボルトが緩んで外れかかったりしていないかなどを定期的にチェックする必要があります。
目に見える異常がなくても、以前に比べて排気音がうるさくなったと感じたら、マフラーを交換することを検討する事がおススメ。バッフルなどの消音器を追加するのも有効な方法のひとつです。
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