世界最大の旅客機と綱引き 成田空港

　成田空港で１０月６日、小学生たちが世界最大の旅客機との綱引きに挑戦しました。

　成田空港で行われたジェット機との綱引き大会には抽選で選ばれた小学生と保護者たち約３５０人が参加しました。

　対戦する相手は空飛ぶウミガメ＝「ＦＬＹＩＮＧ　ＨＯＮＵ」の愛称で呼ばれている全日空のエアバスＡ３８０。全長約７３メートル、左右の翼の幅は８０メートルもある世界最大の旅客機で、地元、成田市の市制施行７０周年を記念して特別に用意されました。

　小学生と保護者たちが掛け声に合わせて綱を引っ張ると、重さが約３４０ｔもある巨大なジェット機がゆっくりと動き出し、見事、勝利を収めました。

　参加した人は「あんまり動かなかった気もするけど、少しずつ動いていた」「“ダメ元”で申し込んだが、まさか当選すると思わなかったのですごくうれしかった」と話していました。