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公開20周年記念『オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター』6月公開決定

cinemacafe.net / 2024年4月19日 12時0分

2005年公開の大ヒット作が4Kで鮮やかに蘇る『オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター』が6月14日(金)より公開されることが決定した。


19世紀パリ・オペラ座では仮面をつけた謎の怪人・ファントムの仕業とされる奇怪な事件が続いていた。ファントムは若く美しいオペラ歌手クリスティーヌに才能を見出し、彼女に音楽の手ほどきをし、クリスティーヌはファントムを“音楽の天使”と信じてプリマドンナへと成長する。


幼なじみの青年貴族ラウルに愛されながらも、孤独な魂と情熱を持ったファントムに心を惹かれていくが、ある日ファントムの仮面の下に隠された秘密を知ってしまう。一方怪事件が続くオペラ座では、ファントムを捕まえようとラウルたちが立ち上がる…。


ガストン・ルルーの小説を基に、アンドリュー・ロイド=ウェバーが1986年に作曲し、ロンドン・ウエストエンドにあるハー・マジェスティーズ劇場で初演された「オペラ座の怪人」。日本では、劇団四季によって1988年から各地でロングラン公演を果たしており、世界で1億6000万人が観劇。


2004年、ロイド=ウェバー自身が製作・作曲・脚本を務め、『バットマン フォーエヴァー』などのジョエル・シュマッカー監督とともにこだわりぬいて映画化した。2005年1月29日に日本で公開されると、リピーター続出の空前の大ヒットとなり当時のミュージカル映画史上最高興行収入を誇り、全世界興収の40%以上を日本が占めた伝説の作品。映画版では、舞台では描かれないファントムの出生の秘密やラウルとの決闘シーンも追加されている。


パリ・オペラ座を舞台にした豪華絢爛な美術と衣装や装置の数々、高さ約5m、幅4m、2万個からなるスワロフスキー・クリスタル製のシャンデリアは圧巻。巨大なシャンデリアが落ちていくクライマックスの名シーンは息をのむスペクタクルだ。


また、メインテーマ曲の「The Phantom of the Opera」をはじめ、名曲の数々は、きっと誰しもが耳にしたことがあるはず。主演のジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソンら主要キャスト3人は全ての歌唱を本人が行い、映画のためにロンドンのアビーロードスタジオにてフルオーケストラで収録された。


第77回アカデミー賞では、撮影賞、美術賞、歌曲賞(「Learn To Be Lonely」)にもノミネートされ、世界的に高い評価を得た本作。


解禁されたポスタービジュアルは、仮面舞踏会の上には、巨大なシャンデリアが輝き、アイコニックな赤い薔薇が一輪添えられている。仮面をかぶったファントムと、クリスティーヌの恍惚の表情にも注目だ。


『オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター』は6月14日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。


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