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ファントムが還ってきた! 豪華絢爛、鮮やかに蘇る「オペラ座の怪人」4Kリマスター予告編&シーン写真13点公開

映画.com / 2024年5月1日 17時0分

写真

薔薇とファントム (C)2004 The Scion Films Phantom Production Partnership

 不朽の名作「オペラ座の怪人」の4Kデジタルリマスター版の予告編、場面写真13点が公開された。

 ガストン・ルルーの小説を元に、アンドリュー・ロイド=ウェバーが1986年に作曲し、ロンドン・ウエストエンドにあるハー・マジェスティーズ劇場で初演された不朽の傑作「オペラ座の怪人」。日本では、劇団四季によって1988年から各地でロングラン公演を果たしており、世界で1億6000万人が観劇、2004年、ロイド=ウェバー自身が製作・作曲・脚本を務め、「バットマン・フォーエバー」などのジョエル・シュマッカー監督が映画化した。2005年1月29日に日本で公開されると、当時のミュージカル映画史上最高興行収入を誇り、全世界興収の40%以上を日本が占めた伝説の作品だ。

 刺激と絢爛、情熱の時代であった19世紀パリ・オペラ座では仮面をつけた謎の怪人・ファントムの仕業とされる奇怪な事件が続いていた。ファントムは若く美しいオペラ歌手クリスティーヌに才能を見出し、彼女に音楽の手ほどきをし、クリスティーヌはファントムを“音楽の天使”と信じてプリマドンナへと成長する。幼馴染の青年貴族ラウルに愛されながらも、孤独な魂と情熱を持ったファントムに心を惹かれていくが、ある日ファントムの仮面の下に隠された秘密を知ってしまう。一方怪事件が続くオペラ座では、ファントムを捕まえようとラウルたちが立ち上がる。

 予告映像は、モノクロからカラーに映像が切り替わる中、スワロフスキーの巨大なシャンデリアがオペラ座に落下する象徴的なシーンから映像は始まる。バックに流れるのは、有名なタイトルロール曲<オペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)>。そこに続くのは、華やかなパリ・オペラ座での舞踏会と忍び寄る不穏な事件、そして、本作の世界的ヒットで大ブレイクした、ジェラルド・バトラーが演じる“ファントム”の登場と歌声だ。不朽の名作の魅力が余すことなく切り取られている。

 公開されたシーン写真は、ポスターにも採用、ファントムとクリスティーヌが寄り添うメイン写真のほか、舞台となるパリ・オペラ座を映し出したカット、ファントムの恋敵・ラウルとクリスティーヌが仲睦まじく舞踏会に参加する様子や、ファントムが自身が隠れて暮らす地下へと、クリスティーヌを優しく、彼の手を添えながら案内する姿など、いずれも<悲しくも美しい愛の物語>を感じさせるカットとなっている。

  6月14日からTOHOシネマズ 日比谷ほか全国順次公開。

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