賀来賢人、全編iPhone 15 Proで撮影に「ここまでとは思ってなかった」
シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年3月6日 15時5分
俳優の賀来賢人が6日、新宿のLUMINE 0<ルミネゼロ>で行われたショートフィルム 「ミッドナイト」プレミア試写会に来場、全編 iPhone 15 Pro で撮影された本編映像に「すごい!」と驚きを隠せない様子だった。この日は主演の賀来のほかに、加藤小夏、小澤征悦、三池崇史監督が来場した。
Appleが企画した本作は、iPhoneのみを使って写真や映像を撮影するキャンペーン企画「iPhone で撮影 - Shot on iPhone」の一環として、全編 iPhone 15 Pro で撮影されたショートフィルム。マンガの神様と称された手塚治虫さんの隠れた名作「ミッドナイト」を初の実写化した作品となる。物語の舞台は夜の東京。もぐりのタクシードライバー「ミッドナイト」は、若い女性トラック運転手「カエデ」がとある事情で命を狙われていることを知り、「第5の車輪」を持つ改造タクシーで彼女の逃亡に手を貸す。ネオン煌く東京で繰り広げられる一夜限りのカーチェイスを描き出す19分の作品となる。
なお本作で使用されているiPhoneの機能は、ルックを映画的にするとともに、撮影後にフォーカスを調整できる「シネマティックモード」、カエデが走るエモーショナルなシーンを手ぶれなしに、なめらかにきっちりととらえた「アクションモード」、暗闇の中で暗躍する敵の拠点地のシーンや、夜の撮影などもしっかりととらえた「暗い場所での撮影」、ミッドナイトのダイナミックなズームアップシーンなどで使用された「5倍光学ズーム」、さらに本作のポストプロダクションで、「第5の車輪」を備えたミッドナイトの特殊なタクシーの3Dモデルベースの制作に使用した「LiDARスキャナ」など。iPhoneでしか実現できない数々の映像を堪能することができる。
観客と一緒になって本編を鑑賞したキャスト陣は、この日の試写会ではじめて本編映像を鑑賞したとのことで、「すごい!」と驚きを隠せない様子。三池監督も今回の企画について「無茶なことを考える人がいるなと思いました。でも普段から日常的にiPhoneを使っていますし、われわれもロケハンに行ってもiPhoneで撮ったりもしていますし、iPhoneに支えられて撮影を行っています。今回、技術的な点で何ができるのか検証をしてもらったのですが、想像以上にいい感じでしたね。自分のこびりついた概念が崩れていきました」と手応えを感じている様子。さらに今回、手塚作品を手掛けることになり、「個人的なことですが、20歳で助監督になったのですが、はじめての撮影現場が加山雄三さんの『ブラック・ジャック』でした。あれからあっという間に月日が過ぎて、今年で43年。自分が手塚先生の連載作品を、しかもiPhoneでの撮影ということで、個人的にも気持ちが乗りました」と感慨深い様子を見せた。
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