『変な家』前週上回る成績でV2！佐藤健主演『四月になれば彼女は』が4位【映画週末興行成績】

　3月22日から24日までの週末映画動員ランキングが25日、興行通信社より発表され、ウェブライター・雨穴（うけつ）のミステリー小説を間宮祥太朗と佐藤二朗の主演で実写映画化したスリラー『変な家』が2週連続首位をキープした。週末3日間で観客動員39万9,000人、興行収入5億1,900万円と前週を上回る成績をあげ、累計成績は動員119万人、興収15億円を突破している。新作では佐藤健、長澤まさみ、森七菜共演のラブストーリー『四月になれば彼女は』が4位、浅野いにおの人気漫画をアニメ化した『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション　前章』が7位にランクインした。

　2位は先週3位だった『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』。週末3日間で動員35万4,000人、興収5億3,100万円を記録した。3月23日からは入場者プレゼント第3弾として「烏野×音駒　メモリアルブック」が配布され、前週を大きく上回る成績に。累計成績は動員550万人、興収79億円を突破している。3位は先週2位の『映画ドラえもん　のび太の地球交響楽（ちきゅうシンフォニー）』で、週末3日間で動員26万7,000人、興収3億2,700万円。累計成績は動員199万人、興収24億円を記録している。

　4位に『四月になれば彼女は』が初登場。初日から3日間で動員16万4,000人、興収2億2,900万円を記録した。原作は、映画プロデューサー、小説家の川村元気の45万部を突破する同名小説。結婚直前に婚約者・弥生（長澤）が突然失踪した精神科医・藤代（佐藤）が時を同じくして、初恋の相手である春（森）から手紙を受け取り、弥生はどこへ行ってしまったのか、春はなぜ手紙を送ってきたのか、二つの謎を追い求めていく。監督は米津玄師「Lemon」、宇多田ヒカル「Gold ～また逢う日まで～」など多くのミュージックビデオを演出し、本作が長編映画デビューとなる山田智和。

　初登場7位の『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション　前章』は、東京上空に謎の宇宙船が浮遊する異常事態の中で、青春を謳歌（おうか）する女子高生たちを描くストーリー。声優に音楽ユニット「YOASOBI」のボーカル・ikuraとしても活動する幾田りら、歌手やタレントなど多彩に活動するあののほか、入野自由、諏訪部順一ら。脚本は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズや『映画　「聲の形」』などの吉田玲子。後編は5月24日より公開。