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「相棒」意外と知らない家族関係 肉親が唯一登場してない歴代相棒とは

シネマトゥデイ 映画情報 / 2024年3月27日 6時10分

 ドラマ「相棒season22」(テレビ朝日系)は13日放送の最終回スペシャルで幕が下りたが、27日午後8時からは元日スペシャル(第10話)「サイレント・タトゥ」がノーカットで再放送される。元日に発生した令和6年能登半島地震の緊急ニュース対応で、一部が未放送になっていたものだ。「TVerの見逃し配信でぜんぶ見たけど、地上波でも完全版が見たい!」という視聴者の声に応えた形となる。特命係の3代目相棒・甲斐享(成宮寛貴)の家族の関係性と同時に、杉下右京(水谷豊)&亀山薫(寺脇康文)の関り方も大きな反響を呼んだ元日スペシャルをもとに、歴代相棒の家族関係を紐解いていく。(以下、ドラマの内容に触れています)

 享はseason13の最終話で逮捕されて服役中だが、息子・結平(森優理斗)は母・笛吹悦子(真飛聖)のもとでスクスクと育ち、学芸会でホームズを演じるまでになっていた。だが、右京や薫はもちろん、享の父・峯秋(石坂浩二)も見守るその会場で、悦子に執着していた結平の担任が殺害された。犯人を目撃した結平の証言もあって、容疑者は意外にも簡単に見つかるが、事件の謎は海外まで飛び火して……というのが元日スペシャルの導入部分。複雑でスリリングな展開は「相棒」の真骨頂といえるのだが、SNSで大きな話題となったのは、season13以降、その消息が語られていなかった享の家族、特に悦子のことだった。

 峯秋は、享の事件で事実上降格されたとはいえ、警察庁長官官房付として着実な存在感を見せていたので、以降の物語にも登場している。むしろ、特命係の直属の上司として、出番は以前よりも増えているかもしれない。ところが、客室乗務員として働いていた悦子は、妊娠中で急性骨髄性白血病を患ったことまでしか語られず、当時から「それで悦子はどうなったの!?」「子どもは生まれたのかなあ」とSNSでも心配されていた。元日スペシャルでは、悦子の病は寛解し、無事に出産していたことが明かされ、視聴者もホッとしたことだろう。真飛本人も「自分自身も、“悦子”のその後がずっと気になっていた9年間でした」「9年ぶりに“悦子”が出演させていただけたことに心から感謝しています」と出演発表の際にコメントしている。

 さらに、それまで享の母と兄は、その存在が台詞でしか語られていなかったのだが、元日スペシャルでは兄・秋徳(新納慎也)が登場。しかも、結平に「パパっち」と呼ばれる父親代わりな姿が映し出された。享は警察官僚だった父に反発して現場の警察官になっており、その反発は出来のいい兄と比べられたことも原因だったとされていたので、兄が享の味方の立場でいることに胸をなでおろしたファンも多い。ただ、享は自身の犯した罪が結平らに悪影響を与えないようにと、婚姻届の提出を拒んでいるとのことで、悦子はいまだに内縁の関係だ。

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