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山崎賢人、使いたい忍術は「分身の術」 原作者からの続編希望に笑顔

シネマトゥデイ 映画情報 / 2025年1月24日 20時12分

 俳優の山崎賢人(※崎=たつさき)が24日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『アンダーニンジャ』(公開中)初日舞台あいさつに登壇し、「最高のエンターテインメント超大作になりました」と自信をのぞかせた。イベントには浜辺美波、間宮祥太朗、白石麻衣、山本千尋、宮世琉弥、岡山天音、福田雄一監督も参加した。

 本作は、「アイアムアヒーロー」などを世に送り出した花沢健吾の同名人気コミックを、『銀魂』シリーズなどの福田雄一監督が実写映画化。忍者組織「NIN」に所属する末端忍者・雲隠九郎(山崎)が、戦後70年以上にわたって地下に潜り続けてきたある組織の調査を命じられ、女子高生・野口彩花(浜辺)と共に忍者同士に戦いに巻き込まれていく姿を描く。

 満員の客席を見て山崎は「無事に初日を迎えられて嬉しいです。最高のエンターテインメント超大作になっています」と胸を張ると「現代忍者たちがそれぞれ自分の戦いを繰り広げていて、全員格好いい」と見どころをアピール。すると福田監督は、忍者役ではない浜辺に「美波ちゃんは格好良くないんだね」とツッコミ。山崎が「美波ちゃんもすごく格好いいです」とフォローすると、浜辺は「いいんです。わたし以外のみんなのアクションシーンが本当に格好いいので」と控えめに作品をアピールしていた。

 本作の主題歌は、Creepy Nuts の「doppelganger」(ドッペルゲンガー)。山崎は「『アンダーニンジャ』という作品の世界観にピッタリの楽曲で、聴いているとやみつきになる感じ。エンドロールで流れると作品の余韻も相まって、最高、最強の映画になります」と相乗効果が生まれることを明かしていた。

 現代で暗躍している忍者の活躍を描いた映画の内容にちなみ、キャストそれぞれの「もし忍術を使えるとしたら、使ってみたい忍術」を巻物に書いて発表するコーナーも。山崎は「分身の術」と記し、「台本とかみんなで手分けして読めば早くなる。しかも最後集約すれば自分の経験値になるので」と多忙を極める山崎らしい回答に会場が盛り上がる。

 原作者の花沢氏が「続編をやってほしい」と話していたことを福田監督から聞いた山崎は「大変嬉しいお言葉をいただきました」と笑顔。「とても素敵な作品になっていますので、とにかく楽しんで欲しいです」と作品に込めた思いを語っていた。(磯部正和)

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