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もうすぐ神在月!神様に耳を傾けてもらいやすい参拝方法って?大国主命の恋物語も

ココロニプロロ / 2017年11月25日 13時0分

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もうすぐ神在月!神様に耳を傾けてもらいやすい参拝方法って?大国主命の恋物語も

旧暦10月は、神無月(かんなづき)と称されます。

それは旧暦10月11日から17日、伊勢の内宮にいらっしゃる天照大御神(あまてらすおおみかみ)以外のすべての神様が、島根に鎮座する出雲大社(いずもおおやしろ)に赴き、全国規模で神様が留守状態になるからです。

逆に神々が集結する出雲は、この時期を神在月(かみありづき)と呼びます。神在月は毎年、日程が変わり、今年は11月28日から12月4日です。

■出雲大社のご祭神

神々たちは出雲大社で何をするかというと、会議を開いて話し合っているんです。
「神議(かむばかり)」と呼ばれるこの会議を通して、縁結びや縁切りなど、人々の行く末を決めます。

ところで、例えばあなたがよく知らない人に、
「あなたは○○が得意なみたいだから、私のために○○してほしい」
といきなりお願いされたらどう感じるでしょうか。

たとえやってあげられることだとしても、そういうお願いの仕方は気分がよくないですよね。
逆にあなたの名前や仕事、得意なことなどをよくよく理解して、あなたを見込んで相談をもちかけられたら?
そういう人なら、力になってあげようと思うんじゃないでしょうか。

それは神々においても同じです。
祀られている神様のことも知らず、ただ自分本位なお願いを押し付けることがどれだけ不躾な行為か考えてみるといいでしょう。
どんな神様なのかを知って、心から感謝を込めて参拝するのが、神様への礼儀なのです。

この時期、日本全国から多くの人々が出雲大社に訪れます。
他の参拝者たちと差をつけるべく、祀られている神様についてぜひ認識を深めてください。

■一目ぼれから始まった恋

出雲大社に祀られているのは、大国主命(おおくにぬしのみこと)とその妃である須勢理毘売(すせりびめ)です。

須勢理毘売と出会う前、大国主命は大穴牟遅神(おおあなむぢのかみ)という名前でした。たくさんの兄弟がいる中の末っ子で、兄神たちから命を狙われていたと伝えられています。

大穴牟遅神の身を案じた母神は、根之堅州国(ねのかたすのくに)というところにいる須佐之男命(すさのおのみこと)に庇護してもらうようアドバイスします。

須佐之男命は天照大御神の弟神。大穴牟遅神は、須佐之男命の直系親族です。

大穴牟遅神は根之堅州国に行き、そこで須佐之男命の娘である須勢理毘売と出会います。2柱(神様は1柱2柱と数えます)は一目見て恋に落ち、結婚することに。

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