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セックスレス、カップルの円満度に関わる?「添い寝」の作法

ココロニプロロ / 2020年8月5日 18時45分

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カップルの円満度に関わる? 「添い寝」の作法【カレー沢薫 アクマの辞典】

漫画家として活躍するカレー沢薫さんの連載コラム「アクマの辞典」
このコラムは、ア行からワ行まで、女や恋愛に関する様々なワードをカレー沢さん独自の視点で解釈していきます。女の本性をあぶりだす新しい言葉の定義をとくとご覧あれ!


■第63回 アクマの辞典 サ行

【ソ】
➤「添い寝」(そいね)


今回のテーマはさ行から「添い寝」だ。

パートナーに腕枕をしてもらうというのは恋人持ちのステータスでもあるが、それが嬉しいのはわずかな期間である。
大体人間の腕というのは人間の頭を乗せる用にはできていないので、枕としては「頭を乗せる面積が足りなすぎるし、首が痛くなりました」と☆1レビューとかだろう。

カップルや夫婦にとって一緒に寝るのは重要なコミュニケーションだと思うかもしれないが、実は逆で、寝室を分けることが健康、そして円満の秘訣だそうだ。

なぜなら、ベッドを巨大な生暖かい棒が半分占拠しているというのはどう考えても邪魔くさいからである。
さらに場合によってはその棒は騒音を立てたり、突然「プルコギ!」など意味不明な言葉を口走ったりするし、こっちが入眠3秒前のところで「ただいマンボ!」とか言いながら部屋に電気をつけて入ってくることがあるのだ。

また、寝る時間が同じだったとしても、男女カップルの場合、片方にはキンタマがついていて、片方にはついていないという大きな違いがある。
これは冗談ではなく、キンタマがついてるほうは無意識にそれを冷やそうとするため、室温を低くしがちなのだ。
つまり、個人によって快適な「温度」が違うため、同室だとどちらかが「寝苦しい」と感じてしまうケースが多いのである。

また布団が1枚だと冬場には壮絶な布団争奪戦が起こる。
私もその戦で常に敗れ、気が付いたら真冬に毛布1枚で寝ているというエクストリーム就寝をキメている時が多い。

つまり、人間にとって一番大切な「睡眠」というのは、どう考えても部屋を別々にして1人で寝たほうが快適に眠れるのである。

質の良い睡眠が得られないと、疲れが取れずイライラすることになるし、その原因になっている相手にもムカついてくる。
よって、円満のためにはむしろ寝室は分けたほうが健康にも良い、というわけだ。

ただ、途中から別々に寝ようとは言い出しにくいものである、よって、できれば一緒に暮らし始める時点で分けておいたほうが良いだろう。
ここで相手が「夫婦なら一緒に寝るべきだ」などと主張するなら、すでに価値観の違いが発生していると言って良いので注意が必要だ。

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