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「素直に生きたいのに偽善者としてしか生きられない」雨宮まみの“穴の底でお待ちしています” 第32回

ココロニプロロ / 2016年2月19日 17時45分

偽善者の先輩として少し言わせていただくと、偽善者として生きるのは中途半端でややこしいことですが、自分はただ義理で仕方なくしたことが思いがけず喜ばれたり、切り捨てたつもりのことが長く心の中に残っていたり、中途半端な自分の中から、本物なのか偽物なのか、どちらともつかない部分が出てくるのが面白いところです。人の心って、自分のものでさえ予想を超えた動きをしたり、こうだと思っていたはずが違っていたりします。

自分の本当の気持ちはなんなのか、本当の自分とはなんなのか、それは何度自分に問うてもなかなか答えが出ないことですが、答えが出ない問いであっても、それを問い続けることは、あさかさんの心を豊かにしていると私は思います。人間関係や自分自身に疲れながらも、考え続けることだけが、人の心を豊かにします。豊かな人間になれたら、キレイさも汚さも、両方知っている人間になれるのではないでしょうか。私は、そうなれたらいいなと思っています。

みなさまの愚痴を、雨宮まみが「穴の底」にてお待ちしております。長文大歓迎!
恋愛相手の愚痴も、職場環境にまつわる愚痴も、誰にも言えない愚痴も、「スポーツジムのおじさんの汗がキモイ…」みたいなしょうもない愚痴も、なんでもござれ。大なり小なり吐き出して気を楽にしませんか?
「どうしたらいいでしょう?」のような相談は受け付けておりません。ごめんなさい。

雨宮まみ(あまみやまみ) ライター。アダルト雑誌の編集を経て、フリーライターに。女性の自意識との葛藤や生きづらさなどについて幅広く執筆。女性性とうまくつきあえなかった頃を描いた自伝的エッセイ女子をこじらせて (幻冬舎文庫)出版後、「こじらせ女子」がブームとなる。他の著書に対談集『だって、女子だもん!!』(ポット出版)、『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)、『女の子よ銃を取れ』(平凡社)、『タカラヅカ・ハンドブック』(新潮社)など。

「キレイになりたい!」と言えないあなたに。

他人の視線にビクビクしたくない、自分らしく堂々としていたい、かわいい、キレイと言われてみたい……そう思っていてもどうすればいいのかわからないし、「キレイ」への道が怖くてたまらない。
キラキラした「キレイになりたい」本を手に取ることすら怖いと感じるくらい、「キレイ」が重荷になっている人のための、自意識や他人の視線、自分の視線を解きほぐす本です。

雨宮さんより一言:
何をしても、何を買ってもうまくいかない、変われないしパッとしない……。そんな悩みは、本当は多くの人が持っています。それ以前に何をすれば、何を買えばいいのかもわからない人だってたくさんいます。この間まではわかっていたのに、急にわからなくなってしまった人も。そんなときに、自分を取り戻し、新しい自分を作り上げるヒントや、気持ちの持ち方の軸のようなものがあればいいなと思って書きました。落ち込んだときのおともにしていただけると嬉しいです。

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