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不幸を引き寄せる?でも苦痛が和らぐ?女性の宝石「真珠」の謎【恋占ニュース】

ココロニプロロ / 2016年4月10日 10時15分

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不幸を引き寄せる?でも苦痛が和らぐ?女性の宝石「真珠」の謎

大人の女なら、一つは持っていたいのが真珠のアクセサリー。
冠婚葬祭用のものはもちろんですが、普段からサラッと真珠のネックレスやピアスを使いこなしている女性を見かけると、「あらステキ!」と憧れてしまいます。

◆真珠は女性のためのもの

ご存知の通り、真珠はアコヤ貝から採取されます。
アコヤ貝をはじめとする二枚貝は、対になる貝殻でないとピッタリ合わないことから、夫婦和合の象徴。また、口を閉じた姿が女性器にたとえられることも…。

その貝から取り出される真珠もまた、女性らしいイメージを表しています。
真珠の宝石言葉に「純潔」や「女王の品格」「傷つきやすい心を守り忍耐が報われる」「安産のお守り」などがあることからもそれがわかりますね。

ちなみに名画『ヴィーナスの誕生』で愛と美の女神が立っているのは「ジェームズ帆立貝」という地中海の貝なのだそう。筆者は勝手に真珠貝だと思っていました。帆立貝だったとは…。

◆美女は真珠で作られる?

さて、真珠と言えば、三大美女の一人クレオパトラを思い出す人も多いのではないでしょうか?

クレオパトラが真珠を酢に入れて溶かして飲み干した、というエピソードは有名ですが、あれはライバルに自らの富と勇気を誇示するためのパフォーマンス。

その一粒で王国が一つ買えるほどの価値があった、というのですから、彼女の肝の座り具合とセルフプロデュース力のスケールには驚かされます。

でも、実のところ…真珠は酸に弱いとはいえ、酢の酸度くらいでシュワシュワ溶けることはないのだそう。
どうしても溶かしたいのなら、割って壊してから普通の酢よりも酸度の高いワインビネガーにでも入れないとダメなのだそうです。

そこまで酸度の高いものをグビグビ飲んだら、胃がどうにかなりそう。
ですからこの話は、後世に作られた逸話である可能性が高いと言われています。

もしくは、かち割ってワインビネガーにぶち込み、水かお酒で薄めて飲んだか。

でも、相手を驚かせるためには、そんな悠長なことしないでしょうから、きっと前者なんでしょうね…。

◆食べて良し、塗って良し?

とはいえ、あんな美しいものを飲んだら自分もキレイになれる?という気持ちが湧いてくるのは確か。
近年は真珠の粉を使ったサプリや化粧品も見かけますが、もともとは薬として使われていたと言います。

基本的には貝殻と同じ成分なので、カルシウムやミネラルが豊富。コンキオリンアミノ酸というタンパク質が含まれていて、内服すれば解熱、利尿、胃酸過多の防止といった効果があるそうです。
抗酸化作用や保湿効果もあるので、美肌にも期待大。

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