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恋愛下手なのは「〇〇コンプレックス」のせい?その根底に潜む心理を解説

ココロニプロロ / 2017年2月5日 13時50分

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恋愛下手なのは「〇〇コンプレックス」のせい?その根底に潜む心理を解説

みなさんは「マザコン」と聞くと、どんな人を思い浮かべるでしょうか。
母親の言いなりで口を開けば親の自慢、とにかく母親至上主義。そんな親離れできてない「男性」を思い浮かべるのでは?

このような人はマザコン、いわゆるマザーコンプレックスを持っていると言えます。
ただマザーコンプレックスは、母親あるいは母親的存在に対して強い執着と愛情を抱くことを指すため、実は男性に限った話ではないのです。

◆マザコンは男性だけじゃない

小さい子どもにとって母親とは、絶対的な存在です。
子どもは母親に、何があっても自分の味方でいてくれるような「無償の愛情」と、自分が精神的または肉体的に傷つくことがないように、ただひたすら守ってくれる「一方的な保護」を期待するもの。

しかし、精神的に大人になるにつれ、親もやれることやできることに限界がある一介の人間でしかない、という事実を理解します。
そうして過剰な期待は徐々に低下し、同時に自分自身が大人にならなければいけない、との自覚が芽生えていくのです。

このような過程を踏んで親から精神的に独立するのが、基本的な成長のありかたと言えるでしょう。

けれども、中には途中で成長が止まってしまっている人もいます。
環境や状況が成長を阻んでいる、本人が成長することを放棄している、など理由は様々です。

いずれにしてもそういう人は、自分を無条件で愛し守ってくれる存在に固着したままなんですね。
配偶者や恋人を「母親的なもの」と捉え、「親子のような関係」を反復することに執着し、深刻な依存の問題を生んでしまう。
これが「マザコン」です。

母親へ愛着を持つのは男性だけでなく女性も同様ですから、このような問題は男女問わず発生します。

◆マザコンの根底にあるもの

マザコンの代名詞となったドラマ『ずっとあなたが好きだった』(TBS系)の冬彦さんを覚えている方も多いでしょう。

あのくらい見た目でわかりやすければよいのですが、普段、母親を非難し冷たい態度で接しているのに、実は根深いマザコンだった、など、実際にはマザコンであることがわかりづらいというケースもありますよね。

また、普段の社会生活の中ではそんな依存性を見せないのに、いざ恋愛関係になった途端に精神的に退行してしまうことも。

このように、マザコンは見た目や普段の言動で判断できるとは限りません。
ただ、共通して言えるのは「完全なる甘え」を求めているという点です。

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