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「底辺生活から抜け出せない私」 雨宮まみの“穴の底でお待ちしています” 第20回

ココロニプロロ / 2015年3月19日 10時15分

また一人暮らしをしても、見た目の差別で今よりも苦しい生活になるのではなかろうか、でも井の中の蛙になるのも嫌だともやもやしたり、過去の嫌なことが交錯したりします。学生時代からの底辺生活はうんざりです。

大人になって友人はできましたが、自分と同じように内向的な方が多いため、優しいのはありがたいけれど、正直、一緒にいてもあまり楽しくないです(行動力がなさすぎるのと、精神的に元気がない人が多いため)。
もちろん異性関係は今までありません。
もうすぐ30歳で人生が進まず、ずっとずっとずっともやもやしてます。

誰かに相談すると、そんなの自分が悪い、努力不足、結婚したらいい、なんて言われました。重々承知です、でも前に進めません。結婚は考えていません。変に自己顕示欲が強いので、こんなにへっぽこなのに自分にはまだ可能性があるのじゃないかとうっすら考えている自分にイライラします。

(※投稿内容を一部、読みやすいように編集させていただきました。)

春ですね。桜茶をお出しいたしましょう。見た目も美しいお茶ですね。甘いものがもたれるようなとき、ほんの少しの塩気のほうが身体に優しく感じたりしますよね。

実は、ぶぶぶさんの愚痴を夜遅くに読んで、私はそのあと寝たのですが、怖い夢を見ました。いいな、と思う男性が何人もいるのに、全員に話しかけてもものすごくつれない態度を取られ、アプローチするとかしないとか以前に結果が見えている状態で、一度話しかけるごとに自信のゲージがガンガン減っていって、最後、私は自分で自分の姿が見れなくなっていったのでした。起きてもう一度寝たら、今度は寂しさのあまり友人にべったり頼りすぎて、重すぎてうざったがられるという夢を見てしまいました……。

それらは過去に実際にあったことであり、今も「そうならないようにしよう」「そういう部分を見つめすぎて希望を失ってしまわないようにしよう」とか思っているだけで、変わらずに持っている不安でもあります。

ぶぶぶさんのもやもやは、いくつかのもやもやが絡み合い、三つ編みのようにきっちり編み込まれて一本になっているようです。劣等感があること、学校でも社会でもカーストの下に見られること、そして自己顕示欲を満たせないでいること、その三つが絡み合って「人生が進まない」という大きな一本のもやもやになっている気がします。

その大きな一本のもやもやの負の部分は「人生が進まない」なんですけど、同時に「人生を進めたい、今のままの自分じゃ嫌だ、変わりたい」という大きなエネルギーになっている、というのも感じます。

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